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再婚後も元夫&義父母&子どもたちと仲むつまじく

OFUKUインタビュー(2) 2つの家族が“家”を越え、共に仲良く暮らすことはできるのか?

水おしろいに島田髷。美しい着物姿。写真の見目麗しい女形は、人呼んで「お福さん」。OFUKUの名でお祝い事の席をはじめ、海外に日本文化を伝える祭典や最近では文部科学省国際教育推進課の招きで全国の高校や企業などで社会貢献を目的とする講演会に引っ張りだこ! 実はこのお福さんに扮する人物はブライダル業界に新風を巻き起こした実業家、長谷川高士さん。これまでに3500組以上のセレブ婚を司会、総合プロデュースしてきた株式会社ハセガワエスティの代表取締役会長です。その隣で笑うのは同社社長である阿久津五代子さん。何を隠そう、お二人は“元”夫婦。2人の子どもにも恵まれたものの、離婚。しかし、今なおビジネスパートナーとして一緒に仕事をしているのです。さらには阿久津さんが再婚後、新たに子どもができてからも、互いの家族を行き来し合う関係。大人同士、子ども同士みな仲良く一緒に食事をしたり、旅行に行ったり、家族ぐるみの付き合いが成立しているというのだから、すてきです。ここに至るまでは当然、家族の役割、在り方についての模索や衝突が数え切れずあったといいます。それにしてもなぜ、長谷川さんはお福となったのか? 決して「ダイバーシティー」の一言には収まらない、波瀾万丈のお二人と家族の関係を伺いました。

事業回復の陰ですれ違う夫婦。けんかが絶えず、離婚を決意

 「ビジネスは約束がすべてという世界です。思い返せば、知らず知らず、私は夫婦の間にもそのルールを持ち込んでいました。約束を破ったり、毎晩帰宅が遅かったりする長谷川さんに対して、私は毎日イライラカリカリしていました。長谷川さんは何も言わずに、ふといなくなってしまうこともしばしば。その訳を問い詰めると『単に一人になりたかっただけ』、と一言。がんじがらめになっていた当時の私には、そんな言い訳が理解できるはずもありませんでした」(阿久津さん)

 ぎくしゃくした関係を解消するために離婚を選んだ二人。ところが夫婦としては破綻したものの、ビジネスパートナーとしての相性は互いに以前と変わらず申し分ない。職場ではおしどり夫婦と言われ続けたほど。2人の子どもを母親としてしっかり育てたいと決めていたので、別れても仕事でのパートナー関係は解消せず、一緒に働き続けることを選択。周囲の人は「どうせ長くは続かない。お金のことで絶対もめるに決まっている」と噂していたそうですが、ビジネスパ―トナーとしての良好な関係は現在に至るまで円満です。見逃せないのは離婚後も以前と変わらず同じ家に住み、一緒に子育てをする暮らしを続けたこと。

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「自分をさらけ出せば、運は開ける」OFUKU“夫婦”インタビュー

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