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栗原類  7歳で発達障害と診断されて[PR]

子育て・教育

栗原類  7歳で発達障害と診断されて[PR]

NYで過ごした小学校時代に、先生が僕の「個性」を見つけてくれた

ADHDは育て方が原因ではない、脳のメカニズムの違い

 ADHDの主な特徴は、「不注意(ものごとに集中できず忘れ物が多い)」「多動性(落ち着きがなくじっとしていられない)」「衝動性(思いついた行動を唐突にとる)」の3つです。その程度は個人差もあり、特徴のあらわれ方も様々。大きくは、栗原さんのような「不注意優勢型」と、不注意、多動性、衝動性の3つが見られる「混合型」、「多動性・衝動性優位型」の3パターンに分類されます。

 栗原さんが「脳が疲れを感じやすい」と語ったように、ADHDなどの発達障害のある人と定型発達の人とでは、脳の働きが違うことが分かっています。

 ADHDの特性がある人の脳は、脳内の情報伝達物質であるドパミンの働きが不足ぎみであるといわれています。ゆえに、情報伝達機能が十分に発揮されず、自分の注意や行動をコントロールする脳の働きに偏りが生じ、ADHDの特徴があらわれると考えられています。

 つまり、子どもにその症状が見られるからといって、子どもの性格や気質に根差すものではありません。まして、親の育て方やしつけが悪いために起こるものでもありません

 ADHDの特性があるお子さんは、「能力が低く、自立が難しい」と誤解されることも少なくありませんが、本来の能力を活かすことで将来自立することは十分可能です。しかしながら、ADHDのお子さんは、先に挙げた3つの主な特徴(不注意、多動性、衝動性)に付随して、さらなる問題を抱えることがあります。

 「不注意」が続くことで、「忘れ物やテストでのケアレスミスが多くなり努力が報われない」「授業に集中できず学習に遅れが生じる」「叱られることが続き劣等感を抱きやすくなる」といったことが起こります。また、「多動性」や「衝動性」が続くと、「順番が守れず友達との人間関係が悪化し、トラブルになる」「怒りっぽくなり、反抗的な態度や攻撃的な態度を起こすようになる」といった問題に発展することがあります。

 こうした症状が放置されることによって、自尊感情や自己肯定感が低くなったり、孤立したり、学業や社会的スキルが身につかなかったりと、成長に伴って得られるはずの力が得られず、自立が困難になってしまうのです。

 重要なことは、ここで述べたようなトラブルの多くは、ADHDの主な特性のために引き起こされる“2次的なもの”ということです。早期から適切な対処をして、トラブルを最小限に抑えることが非常に大切なのです

 5歳で渡米した栗原さんは、小学1年のとき、当時通っていたニューヨーク市の公立小学校の担任教師から「発達障害の可能性があるから診断テストを受けさせたい」と助言され、それを受けました。 結果、ADDと初めて診断されたわけですが、その時のことについて栗原さんは次のように振り返ります。

■ADHDの詳しい情報はADHDナビ

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