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栗原類  7歳で発達障害と診断されて[PR]

子育て・教育

栗原類  7歳で発達障害と診断されて[PR]

NYで過ごした小学校時代に、先生が僕の「個性」を見つけてくれた

『14歳になってようやく自分を客観視できるようになった』

栗原類さん

 発達障害であることを本格的に自覚したのは、14歳~15歳のころです。もちろん何度も母や主治医から言われていたわけですが、その年齢になってやっと理解できました。自覚してからも、後ろ向きにとらえることはありませんでした。

 その理由は、僕が初めて診断を受けたニューヨーク市と、日本における発達障害の認知度や支援環境が違ったことが大きいように思います。当時担任だった教師が僕の言動を見て診断を受けるように母に伝えたように、ニューヨーク市の場合は、生徒がしぐさや言動に少しでもそういう特徴を見つけた場合、親に助言することが義務付けられています。そのため、教師や周囲の理解や予備知識は深いし、すぐに問題解決に当たれるんです。

 日本の場合だと、担任教師から「発達障害の疑いがある」と言われたら、強く受け止めすぎたり、反発したりしてしまう親御さんは少なくないと思います。親御さんの子ども時代はそのような子がクラスメイトにいても、診断も治療もほとんどなされていなかったのでしょう。主治医の高橋先生いわく、「日本の発達障害者への理解や支援はアメリカよりも40年遅れている」のだそうです。

 僕は比較的早い年齢で診断されたことで、気持ちが軽くなりました。

 ADDである自分にはどういう特徴があって、何が不得意で何が得意なのかを、母や主治医の高橋先生が細かく何度も言葉にしてくれたので、自分自身を客観視できるようになったのだと思います。ADDであるという自覚が本人に少しでもないと、客観性はなかなかうまく身につきません。自覚することで、すぐに改善できなくとも、対処法を考えることはできますよね。

 ADDを自分の個性として受け入れ、成長へとつなげていった栗原さん。一般にADHDのお子さんは、成長過程において脳が発達することや、社会の中で訓練を受けることによって、目立つ症状は減っていくといわれています。好ましい環境と適切な治療により、改善は可能なのです。

 うちの子、ひょっとしたらADHDかもしれない――。そう思ったパパママは、まずは下記の「セルフチェック」を試してみてください。親だけで抱え込まず、気軽に専門医に相談することも大切です。

 次回の連載第2回では、親の具体的なサポートやトレーニング、教育、主治医との関係など、周囲のサポートの重要性について、引き続き栗原さんに話をお聞きします。

(文/平山ゆりの 写真/鈴木愛子)

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