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『べっぴんさん』ファミリア社長、祖母の志を胸に

ファミリア岡崎忠彦社長インタビュー 祖母は「人間、好奇心がなくなった時が死ぬ時だ」とよく言っていた

子どもの自由なコーディネイトを褒める「服育」

―― 創業65周年を迎えた2015年4月には保育園「ファミリア プリスクール」を東京・白金台に開園されました。いわゆる普通の保育園との違いはなんでしょう。

岡崎 英会話やアート、体操、食育、服育など、しっかりとしたカリキュラムに基づいて子どもたちが学べるということです。保育事業については創業時から温めてきたアイデアで、「子どもの可能性をクリエイトする」という原点に立ち返ったとき、ファミリアにしかできないアプローチで子どもたちの未来に貢献することができるのではないかと考え、事業に参入しました。初めてのことだらけだったので本当に大変でしたが、ようやく波に乗り、昨年9月には兵庫県西宮市に2園目となる「ファミリア プリスクール夙川」を開園させることができました。今後も増やしていく予定です。

―― カリキュラムのなかでも、ユニークなのが「服育(ふくいく)」です。ベビー子ども服メーカーであるファミリアならではですね。

岡崎 「ファミリア プリスクール」は、あえて制服がないんです。もちろん園生活で使用する帽子やエプロン、バッグといったアイテムはすべてご用意していますよ。ただ、制服はない。毎日着るものなので、「これを着なさい」というのではなく、好きな色や好きなデザインのものを、その日の気分に合わせて、子どもが自分で選んで自由に着ればいいと考えています。そこもこだわりの1つですね。

 子どもの「服育」で一番大切なのは、褒めること。子どもが自由に選んだコーディネイトをまずは褒めてあげる。そして、「天気が悪い日は茶色と赤、どっちの色がいい? 明るい色を着ると、楽しい気分になるよね」など、“遊び”の要素を取り入れながら、コーディネイトを提案してあげること。僕もおばあちゃんにそうやって服選びを教えてもらったので、いまだに体に染み付いています。あとは、いろんな色やデザインに触れる機会をつくってあげることも子どものセンスを育てるのに役立ちますよ。

岡崎社長がデザインを手がけた神戸のファミリア本社。開放的な空間は外国のオフィスのよう
岡崎社長がデザインを手がけた神戸のファミリア本社。開放的な空間は外国のオフィスのよう

(取材・文/毛谷村真木 写真/鈴木芳果)

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