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中学受験  上位校でなくても進学する意味はある?

子育て・教育

中学受験 上位校でなくても進学する意味はある?

【新連載】第一志望校に合格できる子は全体の約3割 問われる「わが子をどう育てたいか」という親の価値観

中学受験をすると決めたら、何を基準に学校を選ぶべき?

 では、中学受験をすると決めたら、何を基準に学校選びをすればよいのでしょうか?

 現在、首都圏には約300の私立中高一貫校があります。その中には男子校、女子校、共学校があり、宗教校とそうでない学校があります。また、大学までエスカレーターで行ける付属校もあれば、大学付属校ではあるけれど外部進学が主流という学校もあります。

 偏差値でいえば、下は30台から上は70台までと幅広くあります。偏差値55以下の学校でも、放課後や長期休暇の補習や講習が充実していて、「予備校要らず」で進学実績を上げている「面倒見のいい」学校もあります。

 全国レベルの部活や、公立校にはない珍しい部活がある学校もあります。

 「様々な特性を持つたくさんの私立中高一貫校の中から、志望校を選ぶには頭を悩ませますが、まずはお子さんを主体に考えることです。お子さんがどんな特性を持ち、どんなことに興味を持っているのか。お子さんが楽しく通えるのはどんな学校なのか、じっくり考えてみてください」

 「そして、気になる学校があれば、学校説明会や公開授業に積極的に参加しましょう。その時にそこに通う生徒たちがどんな様子かをじっくり観察してみてください。そして、そこでお子さんが楽しそうに過ごしている姿がイメージできたら、その学校はお子さんに合った学校だと考える目安になるでしょう

 中学受験に限らず、どの受験においても、世間では上位校に合格することが良いという風潮はあります。しかし、今は終身雇用神話が崩壊し、高学歴だからといって幸せな人生が一生保証される時代ではありません。世の中が今後さらにグローバル化していく中、「わが子をどう育てるか」という親の価値観が問われています。それをしっかり考えるのに、中学受験をするかしないかは大きな分岐点になっているのです。

 本連載では、「何が何でも上位校!」というご家庭に限らず、様々な価値観の中で各家庭に合った選択肢を見つける一助となる中学受験情報を取り上げていきます。次回は、多様化する中学入試について解説していきます。

越南小町

越南小町

(えつなん・こまち)1971年、東京生まれ。フリーライター。子どもの誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、保育園専門誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材・執筆。5年前に子どもの中学受験を経験したものの、国立大学の附属中学で併設高校が無かったため、その3年後には“高校受験生の母”も体験。今年はいよいよ大学受験生の母に。

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“偏差値around50”の中学受験

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