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片桐仁 息子と共に妻に「聞いてるの?」と叱られる

妻の妊娠中「どうしよう、親になっちゃう」とテンパったけど、生まれてきたら父親でいるしかない

絵を描くのが苦手と言っている子どもにはトラウマがある

――今の教育からすると、何でも上手にやることが重視されている感じはありますね。顔を描くなら耳や目や口や眉毛、まつ毛までちゃんと描かなきゃいけないとか。

片桐:それが正解というわけではないと思うんですけどね。そもそも学校教育での図工や何かは、たかが十何年の話なんで、アートはもっと長く楽しんでいくものなのですが、でも学生じゃなくなるまでに美術館に行くことって少ない。面白がり方が分からないから美術館に行かなくなってしまうのではないかと僕は思います。大人になると、絵を見る基準は「これいくらするの?」になる人も多いかもしれませんが、でもそうではなくアーティストの達人過ぎる実物を見る。それが体験として子どもたちに良い影響を与えると思います。

――子どもが美術を敬遠するようになるのは、体験が少ないこともありそうですよね。

片桐:あとは子どもで絵を描くのが苦手と言っている場合、「下手だな」とか「もっとこうしなさい」などと言われたトラウマがあるものです。僕の場合、逆に、年長のときにロケットを描いて賞をもらって「上手」と褒められたことが大きかった。家族で写真を撮りに行きましたから。そうやって「片桐くんは本当に絵が上手」と言われたことは大きかったですよ。

――褒めることは大事ですね。お子さんたちはどうでしょう。書籍の『親子でねんど道』にも登場していますが。

片桐:本に出ている写真は2年前くらいなので、長男が小学校4年生、次男が年少のときですが、子どもたちも作るのは好きですね。やりたがります。ただ学習になるのか、頭がよくなるかどうかは分かりません。でも「こういう道がある」と思わせることには成功しています(笑)。

――スマートフォンをずっといじっているより、創作活動をしてくれているほうが親としては安心な気がします。

片桐:まぁでも、やめませんよね。スマホだゲームだなんだ…。僕も好きですし…。うちはこれにさらに、折り紙とプラモデルが入ってくるんですよ。うちは完全にインドア派なので「外に行ってこい!」と言っても「何しに行くの?」と言われてしまうんですよね。

 ただ長男は公園にあるプレーパークで木で武器を作ってきたりもするし、次男はずっと絵を描いているの見ると、僕自身が毎月1作品作っていたりすることの影響はあるのかもしれないと思います。ただ、創作過程でまあまあイライラしてますからね、僕。「ああできなーい~」と言って(笑)。しかも子どもたちが寝ないと本気を出せないので、子どもたちは「何やってるの?」と作業する部屋に入ってきて、一緒に作ったりするのでさらにはかどらない。

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