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メンバーズ 「残業を減らせ」の前にまず給与アップ

仕事

メンバーズ 「残業を減らせ」の前にまず給与アップ

残業22.1%削減と過去最高業績を同時達成。社員の年収2割アップが目標

高野 幸いなことに、働き方改革や反・ブラック企業への取り組みが一般的になっていることもあり、理解のある企業さんが増えています。急な更新作業などが発生しないように、業務フローなどを分かりやすく伝え、「いつまでに更新するためには、いついつまでに指示をください」などと日ごろから丁寧に伝える努力もしています。

 それでもあまりに無茶な要求などが続き、改善されない場合は、その会社の業務から撤退することも覚悟したうえで、役員が直接クライアントと交渉します。社員の健康を守り、ずっと働いてもらえることのほうが大切ですから。IT技術者・Webクリエーターは、コンサルタントなどの職業と比べると、同じ専門職でも低い報酬でハードに働いている印象がありますが、今の時代を支えるうえでは大変重要な職業だと思っています。そんなIT技術者・Webクリエーターの社会的な見られ方も変えたいとも思っています。

新卒採用でも働き方改革はプラスに

 業績好調で業務拡大を目指すメンバーズ。新卒採用にも力を入れており、100人規模の新卒採用をしている。そんな採用でも、働き方改革はプラスに働いているという。

高野 さすがに「残業は少ないですか」などと面と向かって聞ける学生さんは少ないかもしれませんが、ブラック企業か否かを気にしているのは確かだと思います。働きやすさを訴えることで、多くの優秀な学生を確保できると感じています。新卒採用に力を入れていて、2015年は60人、16年は95人、17年に至っては132人を採用しました。

メンバーズの女性活躍・両立支援

目標① 管理職に占める女性比率を30%以上にする(2017年4月現在 26.5%)

目標② 社員全体の残業時間を月平均15時間以内にする(2016年度実績 21.9時間)

目標③ 育児世代の社員の多様なワークスタイルを確立し、社員意識調査における女性社員の友人への入社推奨意向を60%以上にする(現状48%)

その他 男性社員への両立支援制度(育児休業、時短勤務、在宅勤務)の利用を促進する(目標:対象社員の50%)

メンバーズの社員生活サポート

 時短推進委員会を設置し、平均残業50%削減(30時間→15時間)をめざす

 育児・介護社員が緊急時に在宅勤務できる「スポット在宅」を開始している(利用上限なし)

 産休からの職場復帰時に在宅と出勤を併用できる「一部在宅」を開始している

 ベビーシッター費用などを補助する経費サポート制度(月額上限=1世帯1.5万円)

 入社時からの時短勤務や入社1年以内の育児休業を認める

社員数や拠点数も年々拡大している
社員数や拠点数も年々拡大している

(取材・文/日経DUAL編集部 砂山絵理子)

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