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小島慶子 そのトークいまどきアリ?なテレビの世界

仕事

小島慶子 そのトークいまどきアリ?なテレビの世界

笑えない「イジリ」は、職場や学校でやったらイジメ

 DUAL読者の中には、子どもに極力テレビを見せないようにしている人もいるだろう。それでも子ども達は、学校で流行りのギャグを覚えてくる。タレントのゴシップには、親より詳しいかもしれない。YouTubeも人気だが、トークのお手本は、やはりテレビのバラエティ番組だ。 

 大人も同様。職場の飲み会らしきグループや女子会、いずこもまるでひな壇番組のような会話が飛び交っている。ボケ役、ツッコミ役、イジる人、イジられる人、自虐キャラ。合コンだったりすると、痛々しいほど張り切る人も少なくない。百戦錬磨のプロの芸人さんたちがスタジオでやってもしんどいのに、日常会話であれをやったらどんなに疲れるだろうと思う。

薄毛、独身、体型、年齢…そのイジリ、本当に楽しい?

 そんな、職場や仲間内ではおなじみの「イジリ」「ツッコミ」が、はたで聞くと単なるイジメや嫌がらせにしか聞こえないことがある。薄毛をからかう、独身を揶揄する、体型や年齢をけなすなどなど。みんな笑っているけれど、心から楽しんでいる人はどれくらいいるのかな。いじられ役や自虐で笑いを取った人たちが、帰宅して一人になった時の様子をつい想像してしまう。

 テレビに出ている芸人さんはプロなので「いじり、いじられ、つっこみ、つっこまれて」全員がオイシイ思いができるように喋っている。ディレクターが編集すればなおのこと、テンポのいい掛け合いになる。バラエティ番組の司会者やレギュラー出演者は、そうした間合いや人との距離感をはかるセンスが人一倍優れた人たちだ。どんな役回りの人でも、カメラの前に立つのは並大抵のことではない。出演者にも制作者にも、心から尊敬できる人がたくさんいる。

 それでも、やはりときどき、とても嫌な気持ちになることがあるのだ。

パースのテレビでは、なぜか時々『嵐にしやがれ』が日本語音声のまま放送されています。息子達のお気に入りは『ボンダイ・レスキュー』というシドニーのビーチで活躍するライフセーバーの密着もの。写真は、4月の秋休みに行ったロットネスト島の絶景ポイントにて。パースからフェリーで45分です。
パースのテレビでは、なぜか時々『嵐にしやがれ』が日本語音声のまま放送されています。息子達のお気に入りは『ボンダイ・レスキュー』というシドニーのビーチで活躍するライフセーバーの密着もの。写真は、4月の秋休みに行ったロットネスト島の絶景ポイントにて。パースからフェリーで45分です。

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