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世界最低レベルの男性WLB 低出生率解消の鍵に?

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世界最低レベルの男性WLB 低出生率解消の鍵に?

歪つなワーク・ライフ・バランス改善のために便利になり過ぎた社会全体を見直そう

パパ世代男性のWLBを国別に比較 日本のランクは?

 ISSPの『家族と性役割の変化に関する調査』(2012年)の個票データを使って、男性就業者の仕事時間と家事・家族ケア時間の平均値(週間)を国別に計算し、上記のWLB指数を出してみました。25~54歳の有配偶者のデータです。

 表1は、主要7カ国の結果を整理したものです。ドイツは調査対象が東西に分かれていますが、ここではドイツ西部のデータを掲げています。

WとLのバランスが悪い日本男性

 日本は1週間の仕事時間(W)が49.8時間、家事・家族ケア時間が10.8時間です。平日は1日10時間働き、家事や育児は1日当たり1時間半くらいしかしていないと。算出されたWLB指数は17.8%、WとLの合算に占めるLの比重は、6分の1くらいです。むーん、「ワーク・ライフ・バランス」とは言い難い。

 対して欧米では、3割を超える国が多くなっています。最高のアメリカは38.2%、およそ4割です。しかし、日本のWLBの実現度が欧米の半分とは。日本の値が低い原因は、Lが短いことと同時に、Wが長いことです(韓国も同じ)。政府で「働き方改革」が議論されていますが、労働時間の短縮を推し進めることが、WLB実現の条件となるのは言うまでもありません。

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