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子育て・教育

「みんな、昔は赤ちゃんだった」と思える心のゆとり

モデル&女優 佐藤康恵さんインタビュー(上)出産してから、自分勝手な思い込みや、視野の狭さがなくなりました

芝居の稽古をしながら母乳外来通い

――  産後3カ月だと、身体的には大変だったのでは。

佐藤 なかなか体力が戻らなくてつらい……ということはなかったです。でも、母乳が出やすい体質だったので、胸が張って、カチカチに固くなっちゃったのは大変でしたね。稽古中も別室で電動搾乳機で搾っていたので、他の俳優さんには「何していたんだろう?」って思われていたでしょうね(笑)。そうはしていても、乳腺炎になってしまったんです。熱も出るし、胸が痛くて大変なんですよね。母乳外来にはしょっちゅう通ってました

――  息子さんの様子はいかがでしたか?

佐藤 完全母乳だったので、おっぱいは搾乳して冷凍しておいたものをあげてもらったのですが、ちゃんと飲んでくれていたようです。あまり熱を出したりもしない子だったので、その点では助かりました。

忙しくても心のゆとりが増えた

――  仕事モードへの切り替えはスムーズにできましたか?

佐藤  「切り替えなきゃ」「スイッチ入れなきゃ」と思うと、かえってできなくなってしまうんです。だから、仕事のときは仕事、息子といるときは息子、というように、「今目の前にあることに向き合う」という感じです。何事も「やらなきゃ」じゃなくて、「やりたいからやっている」という意識を持っています

――  母になってから、仕事との向き合い方は変わりましたか。

佐藤 出産前よりもやることが増えて忙しいけど、心のゆとりは増えた気がします。20代のころは自分のキャパシティーが小さくて、1つのことしか考えられなかった。例えば演技の仕事でも、プライベートと現場を切り替えられなくて、ずっと役を引きずっていたんですよね。つらい役だと、家でもずっと落ち込んで泣いているくらいでした。

 でも今は、帰ったら子どももいるし、家のこともしなきゃいけない。自然と気持ちも切り替わる。忙しいからこそ、いつ何が来てもいいように、心と体が準備しているという感じですね。

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