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夫婦の対話は断然、夜より朝 その理由とは?

生活・家事

夫婦の対話は断然、夜より朝 その理由とは?

連載第3回 専業主婦世代の実母の呪縛から自由になろう。家族で家事をシェアすれば早寝早起きは可能になる

 この連載では、大人(特にママ)の睡眠に着目し、夜は23時までに寝るのが理想的とお伝えしています。でも、仕事から帰ってきた後も毎日やることが山積みで、1日があっという間。寝たくてもその時間に寝られない! そんなワーママも多いのではないでしょうか。家事や子どもとの時間をつくるためには、寝る時間を削るしかないと思いがちですが、成田奈緒子さんは「時間の使い方を変えれば大丈夫」と言います。そこで今回は、成田家の朝型生活の様子を聞きながら、早寝早起きが家族にどんなメリットをもたらしてくれるのかをご紹介します。

 

睡眠時間を削らずに、家事や自分時間を確保できるの?

 こんにちは。小児科の成田奈緒子です。ワーママの皆さんのなかには「21~22時ごろに子どもと一緒に寝落ちして、家事をやり残してしまった」という方や、「寝落ちしたあと夜中に起きて仕事をしたため、結局、寝不足気味」という方がたくさんいるようです。仕事でクタクタに疲れて家に帰っても、ひと息つく間もなく夕飯の支度に後片付けやその他の家事が待っています。時には子どもの宿題を見なければいけない日もあるでしょう。子どもを寝かせた後に残りの家事をやるつもりだったのに、横になったらついウトウト……。無理もありませんよね。

 子どもと一緒に早寝をすると、やるべきことを終えずに寝た自分を責めたり、自己嫌悪を抱いたりなどネガティブに捉えてしまうことが多いようですが、まずはその考えをリセットしましょう。

 本連載で私は「大人が目標にしたい睡眠時間は7時間。23時までに寝付き、朝は6時までに起きるリズムが理想です」とお話ししてきました。ある日の私は20時30分ごろに寝て、朝3時半に起床しています。皆さんの一般的な睡眠サイクルとは外れているので、そんなに朝早く起きて本当に大丈夫? と言われますが、はい、大丈夫です。

 なぜなら20時30分から朝の3時半まで7時間は寝ています。23時から2時までのゴールデンタイムはしっかり熟睡しています。まさに前回までに話してきた理想通りの睡眠です。

 思えば長い年月、このようなリズムで暮らしていますが、とくに不調はありません。自分の体もそれに慣れているので、休みの日もだいたい朝の4時には目が覚めます。

 用もないのに朝4時に目が覚めたら、「もう少し眠れるわ」とふつうは二度寝するかもしれませんね。でも、これからは考え方をちょっと変えてみてください。23時前にベッドに入り、たっぷり7時間眠ったのであれば、ゴールデンタイムが終わる午前2時以降なら、何時に起きてもかまわないのです。3時でも4時でもOKです。

 皆さんも21~22時ごろに子どもと一緒に寝ているのなら、早寝早起きをスタートさせるチャンスです。途中で起きて、夜中に家事をがんばるなんてことはやめて、そのままぐっすり寝てしまいましょう。

 夜の8時半に子どもと一緒に寝落ちしたのなら、親は7時間後の3時半に起きればOK。子どもの理想の睡眠時間は、5歳児が11時間、9歳児が10時間ですから、お子さんが9歳なら10時間後の朝6~7時に起きるまでの間はママの自由時間です。やり残した家事や家に持ち帰った仕事、録画したテレビを見るなどの息抜きは、この時間を活用すればいいのです。

 仕事をしているママは子どもとスキンシップをとったり、コミュニケーションをしたりできるのは夜しかないと思われるかもしれません。わが家の場合は、娘も朝型人間なので、朝の4時すぎには起きだしてきます。たっぷり寝ているので、朝から親子で元気いっぱい。親子でおしゃべりする時間もたっぷりあります。家が活気づいていて、早朝はとっても楽しい時間帯です。朝食を食べるのが6時ごろ。この時間に朝食をとっていれば、お昼ごろにはしっかりおなかがすいて、昼食もおいしく食べられます。子どもも早起きして都合の悪いことは何ひとつありません。

 夜はさっさと寝て、朝は早く起きるのが一番。自分のための時間や子どもと関わるのは夜から朝にシフトして、朝を目いっぱい、楽しみましょう。子どもの健やかな成長とママの心身の健康のためには、そのほうがずっと理にかなっています。

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