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西原理恵子 母さん達は娘を育てながら“自分供養”

「卒母」インタビュー(上編)/西原さんの「娘にこれだけは伝えておきたいこと」とは?

私たちが母親世代に感謝すべきこと

「転んでもいい。そのあとどう切り返していくかが大事」(西原さん)
「転んでもいい。そのあとどう切り返していくかが大事」(西原さん)

―― とんでもないことをしでかしたとしても、自分の人生なら“味が出たかな”くらいに思えるのに、こと子どものことになるとなぜか過小評価してしまいがちです。娘だけでなく息子にでさえ、「君は立ち上がれるかな」「乗り越えられるのかな」と心配してしまう。親だから仕方がないのかな。

西原 味が出るのもね……。うちの場合、アル中の元夫の時、6年間も辛抱しちゃったわけで。せめて3年でよかったな、と思いますけどね。ただ、子どもたちに対してはあの頃どうのという話をするよりは、転んだ時にそこからどう切り返すかとか、ちゃんとNOと言える力を身につけてほしいという伝え方をしてきました。

 私らが子どもだったときと比べて、今、世の中が少しずつ良くなってきたのは、やはり私たちの母親の世代が頑張ってくれたことも大きいのではないですか? 母たちの姑の時代は自分が味わった嫌な思いを「私もやられたんだから子どもにも同じことをする」という人も少なくなかったみたいですが、私ら母親の代には「子どもには同じようなつらい思いをさせたくない」という人が増えた

 前の世代の女性たちが血のにじむような思いをして、けもの道を開いてきてくれたおかげで、今少しよくなってきている。だから、そのあたりの民度と過保護のバランスは母親達が自分で考えて、自分で落しどころを見つけていただければ。

―― すごい。今、すとんと落ちました。

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西原理恵子インタビュー 「卒母」宣言!

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