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溺れた子を救え!運動靴やサッカーボールが助けに

水難事故から子どもの命を守るために、親が知っておきたいこと

溺れそうになったら、まず背浮き。運動靴は浮力体になる

――うまく背浮きができないときは、どうすればいいのでしょうか。

田村 もし運動靴を履いていたら、その靴は脱いではいけません。運動靴には、靴底に衝撃吸収材が入っているので、水の上に浮かびます。つまり、運動靴を履いていれば自然と足が浮き、背浮きがしやすくなります。踵付きサンダルであるクロックスのように水に浮きやすい靴もあるので、万が一のときのためにクロックスを用意しておくと安心ですね。ただ、クロックスは脱げてしまうこともあるので、注意も必要です。

 運動靴を履いている場合、両腕を真横か斜め下に伸ばすと、浮心(浮力の中心)と重心が一致し、へそのあたりで安定するので、うまくバランスがとれます

運動靴を履いているときは、運動靴が浮くので自然と足が浮かぶ。この状態で腕を真横か斜め下に伸ばすと、重心と浮心がへその位置で一致し、バランスがとれる
運動靴を履いているときは、運動靴が浮くので自然と足が浮かぶ。この状態で腕を真横か斜め下に伸ばすと、重心と浮心がへその位置で一致し、バランスがとれる

――運動靴を履いていないときは、どうすればいいでしょうか。

田村 運動靴を履かないままこの姿勢をとると、浮心と重心がずれてしまうため、へそを中心に回転力がかかり、足が下に沈みます。そうすると身体が縦になり、頭のてっぺんが2%になるため、呼吸ができず、溺れてしまいます。

 このとき、腕を頭の上に上げると、おへそ辺りの重心が頭の方向に少し移動し、浮心と重心が一致するので、バランスがとれるようになります。「運動靴を履いていないときはバンザイのポーズ」と覚えておきましょう

運動靴を履かずに両腕を真横か斜め下に伸ばすと、重心と浮心がずれてしまうため、へそを中心に回転力がかかり、足から沈んでしまう
運動靴を履かずに両腕を真横か斜め下に伸ばすと、重心と浮心がずれてしまうため、へそを中心に回転力がかかり、足から沈んでしまう

運動靴を履かずに溺れてしまったときは、このように両腕を頭の上に伸ばすと、重心が頭のほうに少し移動し、重心と浮心が一致してバランスがとれる
運動靴を履かずに溺れてしまったときは、このように両腕を頭の上に伸ばすと、重心が頭のほうに少し移動し、重心と浮心が一致してバランスがとれる

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