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山崎俊輔 今は辛いが老後はDUALが勝ち逃げる

【新連載スタート!第1回】家事・育児年1500時間!のイクメンFPが教える夫の育児ノウハウ&リアルなお金の話

共働きをするのは、学費や住宅ローンがあるから、だけではない

 共働きをする理由をDUAL夫婦に聞けば、ほとんどの場合「住宅ローンがあるから」「子どもの学費準備があるから」という回答が返ってきます。「今の生活水準を維持したいから」と答える人もいるでしょう。

 確かに、住宅ローンを余裕をもって返済していくために、共働きは最高の対策になります。子どもの学費準備を考えたとき、あるいは子どもが高校・大学に進学して学費負担が顕在化したとき、共働きであることでなんとかそのやりくりが成立します。そもそもの日々の生活そのものが共働きの収入で維持されているので共働きをやめる選択肢があり得ない、という人もいるはずです。

 しかし、共働きをする価値はそれだけでしょうか。共働きを苦労して続けていったDUAL夫婦には最後の最後に大きなプレゼントが待っています

 それは「少し豊かな老後」です

退職金をDUAL、厚生年金をDUALでゲットすれば老後が一気に楽になる

 ふたりとも正社員で働いているDUAL世帯の最大のメリットは、退職金を2人分もらえるということと、国の年金も厚生年金を2人分もらえるということにあります

 まず、国の年金について従来「夫は会社員で厚生年金と国民年金をもらい、妻は専業主婦なので国民年金だけをもらう」という家庭のモデルを設定してきました。このモデルで夫婦の年金は月額22.1万円くらいとなっています。

 しかしこれからのDUAL世代はこの年金額について「夫も妻も、厚生年金と国民年金をもらう」というモデルに変わっていきます。先ほどの国のモデルから概算すると、月額30万円くらいに金額がアップします。

 「たった30万円?」と思うかもしれません。しかし家を買い終えて住宅ローンは終わり、子どもの学費はもう払わなくてすむようになれば、月30万円というのはかなりの余裕がある老後の資金です(もう少し言えば、税負担は大きく下がり、厚生年金保険料もゼロになる=もらう側になるので、現役時代の月40万円以上の収入に相当する)。「DUAL年金」は強いのです

 国の年金で基本的な家計のやりくりを賄うことができれば、自分の財産は老後の楽しみに投入することができますが、ここで効いてくるのが「DUAL退職金」です。

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