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方法を間違えると「労働時間削減」は簡単に失敗する

残業削減効果が継続しない。やらされ感や持ち帰り仕事が増加し、キャンペーン後は即リバウンド…

ワーク・ライフバランス社の代表取締役で、900社の働き方改善を手掛けてきた、小室淑恵さん。先日、都内の会場で開催された小室さんのセミナー「WLB実現のための働き方改革 社内実例づくりから、全社展開への流れ ~チームが自発的に原因を発見し削減を実行する『やらされ感のない仕組みづくり』~」のリポートとして、DUAL読者に向けたメッセージを4回に分けてお届けします。

前回の「長時間労働は全員でやめないと、誰かにツケが回る」では、長時間残業を是とする働き方に対する意識を、全員ができるだけ早く変える必要性をお伝えしました。育児復帰、介護中、メンタル不全からの一時復帰など、時間の制約がある社員だけでなく、社員全員が意識を変える必要があるのです。そこでここからは、長時間労働を削減するための具体的な方法を説明します。今回は、「失敗から学ぶ」がテーマです。

(画像と本文は関係ありません)
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 「残業を減らそう」という意識を持つ企業は増えています。社員が個人的に自分の働き方を見直そうと考えるケースもあるでしょう。ところが最近、残業削減の意識はあっても「なぜだかうまくいかない」という相談を寄せられることが増えてきているのです。

 長時間労働を削減する際、既に参考になる失敗事例があるのに、そこから学ばずに同じ道を進んではもったいない。何に気をつければ失敗を避けられるのか、どうすれば一時的なキャンペーンで終わらせず、社員一人ひとりが自発的に進められる仕組みまで構築できるのかを知っていただくために、今回は失敗事例を細かく紐解いていきます。

 長時間労働削減の試みが失敗する原因の多くは、次の8つに分けられます。

次ページ できる社員が参加しない、やらされ感が...

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小室淑恵の 長時間労働のやめ方、教えます

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