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夜間保育というと、暗くて寂しいイメージですか?

子育て・教育

夜間保育というと、暗くて寂しいイメージですか?

どうしてもお迎えに間に合わない日のママを助けたい。NPO法人「あっとほーむ」ができるまで

『だれも教えてくれなかった ほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド』の共著者で、夜間保育&学童保育所を運営する認定NPO法人あっとほーむ代表の小栗ショウコさんと、松蔭大学・経営文化学部准教授の田中聖華さんに、ママの働き方について聞いていきます。今回は、あっとほーむについて、小栗さんに詳しく聞きます。

 前回記事の「『小1の壁』は親より子どものストレスを気にかけて」「『小4の壁』 習い事や塾は、学童の代替にならない」を掲載してから、お問い合わせが増えたので、私が代表を務める「あっとほーむ」について紹介させていただきます。

 あっとほーむは横浜市都筑区の一軒家にあります。保育園や学童にお迎えに行って夜間保育をしたり、学童保育を行ったりする認可外保育登録事業所です。

 学童保育所として利用する子ども達は、学校の放課後、「ただいま~」と帰ってきて、宿題や勉強をしたり、近所の公園で思い切り外遊びをしたりして過ごします。18時30分までに保護者の方に迎えに来てもらいます。

 夜間保育所として利用する子ども達は、あっとほーむのスタッフが18時30分までに保育園に迎えに行きます。あっとほーむに到着すると、延長保育を利用している小学生達と一緒に夜ご飯を食べ、お風呂に入り、兄弟姉妹のように過ごします。保護者の方には、21時頃までにお迎えに来てもらっています。

 こんなふうに、シフト勤務や残業の多い職場など、保育園のお迎えや、学童からのお迎え時間、子どもの帰宅時間に間に合わないご両親が安心して働けるよう、「仕事と子育て両方を楽しむ」お手伝いをする保育所なのです。

自分が企業で働き続けていたら必要としたであろう「夜間保育所」を開設

 私は、雇用機会均等法施行後に一般企業に就職し、シフト勤務や土日の出勤もこなしていました。あっとほーむは、あの会社にあのまま勤めていたら、「子どもができたときには、こういう施設が欲しかっただろうな」という発想から立ち上げたものです。会社を辞めた理由は、次回触れたいと思います。

 今から10年以上前のあの頃、保育園の延長はまだ18時30分くらいまでしか受け入れられず、私の仕事ではとてもその時間のお迎えには間に合うような状況ではありませんでした。もちろん昼間は大きな認可保育園などで、広い園庭でたくさんの子ども達と集団生活をさせてあげたい。けれど、夕方以降はそこでの延長保育ではなく、もし近くにおじいちゃんやおばあちゃんがいたら、愛情を持って家庭的なサポートをしてほしいと感じていたのです。

 地方出身で、自分も夫の両親も頼れる環境ではありませんでしたが、一般企業に勤務していた当時の私はそんな希望を持っていました。

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