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不妊治療 妻46歳、夫52歳で親になって思うこと

子育て・教育

不妊治療 妻46歳、夫52歳で親になって思うこと

有名な不妊治療専門クリニックでの「妊娠率の高さ」に目を奪われないで。医療行為のリスクを正しく理解することが、一番大事

出産は黒田先生の紹介で有名病院へ。並行してクリニックにも通った

―― 妊娠中も黒田先生のクリニックには通っていたのですか?

佐々木 黒田先生のクリニックでは「妊娠したから、即、通院は終了!」ということではありません。「赤ちゃんの正常な発育を見極めたい」という理由から、妊娠4カ月ぐらいの安定期までは黒田先生の元への通院を勧められます。

 その後は、通わない選択もありましたが、私は通っていました。有名病院を紹介してもらい、出産はその病院で行うことにしましたが、やはり混み合いますから診察は短時間です。黒田先生のクリニックでは超音波の画像もゆっくり見ることができ、詳しい説明もいただけるので、安心して通院することができました。

―― 佐々木さんの場合、不妊治療にはどのくらいの費用がかかったのでしょう?

佐々木 幸い1回の治療で妊娠できたので、ケースとして参考にはしにくいと思いますが、妊娠中に通った分も含めても50万円はいっていないでしょう。黒田先生のクリニックは完全な会員制で、全額自費ですから、他のクリニックよりは少し高いかもしれません。でも、黒田先生が自ら、黒田メソッドを用いて、一人ひとりの患者さんに合わせたオーダーメード治療をしてくださることを思えば決して高くはないと感じています。

 そのうえ、様々な選択を自分達で考えて治療を進めることができたので、満足度は高いです。

―― 黒田先生から、高齢出産ならではの注意やアドバイスはありましたか?

佐々木 超高齢出産のリスクについて教えていただきました。例えば、ダウン症の発症率は私の年齢だと10人に1人程度になるとの説明を受けました。

―― 妊娠中の健康管理で、何か特別なことはしましたか?

佐々木 糖尿病、血圧の上昇など、あらゆることに気を付け、とにかく節制に努めました。バランスのよい食生活を心がけ、摂取カロリーも管理しました。

 いくら黒田先生が黒田メソッドで、質の良い精子を選んでくださったとはいえ、45歳の私の卵子は加齢しているわけです。「流産してしまうかもしれない」「生まれても、先天異常があるかもしれない」……と、高齢出産のリスクに関する様々なデータが頭に入っていましたから、ずっと気が抜けませんでした。心配事が増えてしまうという点では、高齢出産は決して勧めません。

 実際、子どもが無事に生まれてから、子どもが0歳児のとき、私は何度も体調を崩し、胃けいれんを起こしたこともありました。何か病気だろうと思って病院に駆け込みましたが、異常は見当たらず。ストレス性だったのだと思います。

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