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不妊治療 妻46歳、夫52歳で親になって思うこと

子育て・教育

不妊治療 妻46歳、夫52歳で親になって思うこと

有名な不妊治療専門クリニックでの「妊娠率の高さ」に目を奪われないで。医療行為のリスクを正しく理解することが、一番大事

仕事との両立のため、週4日で月16万円の私立保育園に預ける

―― 保育園は何時まで預かってくれるのでしょう?

佐々木 原則として7時から21時まで開いていますが、私が預けるのは9時から19時くらいまでです。

 月謝は週4日利用で16万円です。行政からの補助も出ませんので、やはり出費としては大きいです。

―― 旦那さんとの家事分担について教えてください。

佐々木 夫も忙しく、かなり慌ただしい夫婦です。ですが、おっぱい以外は、ほぼ半分分担してもらっています。

―― そもそも旦那さんとは、子どもを持つことについてどんな話をしていましたか?

佐々木 「子どもはいなくてもいいよね、夫婦で気軽で過ごそう」くらいの意識でした。それが変わったのが、2011年の東日本大震災でした。ショックも受けましたし、「これからどうやって人生を生きていこう?」と真剣に考えました。

 震災で孤児になった子どもを養子にしようか、と真剣に検討したこともありました。ところが調べてみると、そう簡単ではないことが分かりました。その流れで「そもそも、子どもって、まだできるのかな」という話になったんです。そのときからですね、夫婦共に「子どもが欲しい」という気持ちになったのは。

人工授精を選ぶなら、リスクも分かって納得したうえで

―― 2つのクリニックでの体験を経て子どもを授かった今、これから子どもを持ちたいカップルにどんなアドバイスをしたいですか?

佐々木 私はもともと不妊がきっかけで治療を始めたわけではないので、大きなことは言えません。最近は卵子の老化がメディアでも取り上げられていますから、以前よりも正しい認識をお持ちの方が増えていると思います。でも、もしまだ「生理があれば産める」と思っている人がいるなら、「それは間違った認識ですよ」と教えてあげたいです。私も、卵子の老化についてもっと早く知っていたら、キャリアと同時にライフプランも考えていたと思います。2人目、3人目も考えていたかもしれません。

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