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通訳者の私が子どもに英語を教えなかった理由

子育て・教育

通訳者の私が子どもに英語を教えなかった理由

29歳から勉強を始めて通訳者・翻訳者となった枝廣淳子さんに聞く「英語学習論」(1)

 元英語落ちこぼれにして現在は通訳者の川合亮平さんが、憧れの人とじっくり英語学習について語り合いました。その人とは、環境ジャーナリストにして英語の同時通訳者・翻訳者でもある枝廣淳子さん。ふたりの前向きなエネルギーあふれる話を、2回連続でお届けします。

 こんにちは。川合亮平です。今回はいつもとは趣向を変えて、対談をお送りします。話をお伺いしたのは、環境ジャーナリスト、同時通訳者・翻訳者として様々な分野で活動している枝廣淳子さん。

 彼女が普通の主婦から一念発起、29歳にして同時通訳者になるべく英語学習をはじめた経緯や、ワーキングマザーとしての時間管理術をまとめたベストセラー著書『朝2時起きで、なんでもできる!』(サンマーク出版)が発売された2001年は、ちょうど、僕がこれまでの人生で英語を一番勉強していた時期でした。たまたま書店で手に取って、一気に読みました。枝廣さんが実践していた「朝2時に起きる」までにはならなかったものの(笑)、具体的な時間管理や英語学習のノウハウをはじめ、夢をかなえていくパワーをもらった思い出深い一冊です

 当時僕は独身で、父親でもなかったのですが、本書の中で語られる、通訳者・翻訳者である枝廣さんが娘さんに「あえて英語を教えない」という教育方針に強く共感して、そのことはずっと頭に残っていました。それから十数年経ち「子どもと英語」に少なからず関わる父親として、枝廣さんに直接お話を伺う機会に恵まれました。

 そして、以前に読者として抱いた感動を上回る感動を、今回のインタビューで味わいました。頭は冷静で心は熱い、そんなバランス感覚に優れた枝廣さんが語る、子ども、英語、そして未来をお届けします。

枝廣淳子さん
東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。
2年間の米国生活をきっかけに29歳から英語の勉強をはじめ、同時通訳者・翻訳者となる。執筆、講演、コンサルティングなど、環境を軸に伝えることで変化を創り、「つながり」と「対話」でしなやかに強く幸せな未来の共創をめざす。主な著訳書に『朝2時起きで、なんでもできる!』『不都合な真実』等多数。日経ウーマンの「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2004キャリアクリエイト部門」を受賞。

夜8時に寝て午前2時に起きるのが一番幸せ

枝廣さんの著書、『朝2時起きで、なんでもできる!』シリーズ
枝廣さんの著書、『朝2時起きで、なんでもできる!』シリーズ

川合亮平(以下、川合) ベストセラーになった『朝2時起きで、なんでもできる!』シリーズ(1〜3、第1巻は2001年刊)は、当時、保育園と小学校に通っていた娘さん達と一緒に夜8時に寝た後、午前2時に起きて自分の時間を作ることで枝廣さん自身の仕事ができるようになり世界が広がった、というストーリーが軸になっていました。今もそのライフスタイルなのですか?

枝廣淳子(以下、枝廣) はい、今も基本的にはそうしています。夜どうしても仕事などが入る場合もありますが、夜8時に寝て朝2時に起きるというのが自分にとって一番幸せなスタイルです。もちろん、子ども達はもう8時に一緒に寝てくれませんけどね(笑)。

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