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「今、仕事が大変なんだ」と言い続ける夫は悪か?

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「今、仕事が大変なんだ」と言い続ける夫は悪か?

渋澤健/“元祖イクボス”川島高之さんと語る。「子育ての大事な時期を妻任せにしていると、自分が後悔するだけ」

長期ファンドを運用するコモンズ投信(東京・千代田区)会長の渋澤健さんの新連載「渋澤 健 チェンジメーカー7つの感情」、第6回です。「日本資本主義の父」と言われる渋澤栄一氏の孫の孫でもあり、長期的な視野で世界を洞察する傍ら、共働きで3児(14歳、13歳、11歳の男児)の父親でもある渋澤さん。この連載で取り上げるのは、儒教の経書「礼記(らいき)」にある「七情(しちじょう)」。七情とは、「喜・怒・哀・楽・愛・悪(お)・欲」という7つの感情を指します。毎回、ゲストの方にご登場いただき、共働き夫婦が生活や仕事のなかで巡り合う七情について深く考察していきます。今回のゲストは、NPO法人コヂカラ・ニッポン代表の川島高之さん。取り上げる感情は「悪」です。

NPO法人コヂカラ・ニッポン代表
川島高之さん

1964年神奈川生まれ。慶応義塾高校、同大学(理工学部)を経て、三井物産(株)に入社、現在は系列上場会社の社長を担っている。一方、地元の小・中学校ではPTA会長を担い、少年野球のコーチやおやじの会の代表なども務めていた。また、イクメンの先駆けであるNPO法人ファザーリング・ジャパンの理事、「子どものチカラを大人が借り、その過程を通じて子どもが伸びる」をモットーにしたNPO法人コヂカラ・ニッポンの代表でもある。

子育てや家事の経験を活かした「ライフの視点」、商社勤務や会社社長の経験を活かした「ビジネスの視点」、PTA会長やNPO代表での経験を活かした「ソーシャルの視点」という、“3つの視点”を融合させた講演を全国各地で実施。

NHK「クローズアップ現代」、日経新聞、読売新聞、朝日新聞など多数のメディアで取り上げられている。AERAの「日本を突破する100人」に選ばれた(2014年)。

夫は悪? 「キミが仕事をやりたいというから、やらせてあげているんでしょ」

 「キミが仕事をやりたいというから、やらせてあげているんでしょ」と言われることが怖い。だから、仕事と家事・育児の両立がどんなに大変でも、夫に「家事や育児を手伝って」となかなか言い出せない。

 このような悩み事を抱えながら仕事をしている女性が少なくないと、NPO法人コヂカラ・ニッポン代表の川島高之さんは指摘します。共働き・子育ての7つの情について考える本コラムの今回のキーワードは「悪」。やっぱり、夫って「悪」なんでしょうか。

 「いやいや、男だって子ども達と一緒に時間を過ごしたいよ。けれども今、仕事が大変なんだ。だから、理解してくれ」

 このように思っているお父さんは、現在の日本社会で多いでしょう。私自身も、ため息の合間にこんなことを口にしたことはあります。

 長男が産まれた翌年に起業し、次男と三男が次々と産まれ、リーマンショックの衝撃をもろに喰らいながら、コモンズ投信という投資信託会社を仲間達と設立しました。一般家庭向けの長期投資を促す仕事柄、啓蒙活動のセミナーなどで、平日の夜や週末は留守にしていることが多い日常を過ごしています。そんな中、三人の息子達の世話をする時間配分は、明らかに妻のほうが多いです。

 自分も内心に「悪」を抱えているという実感を持ちながら、川島さんのお話をお伺いしました。

左から渋澤健さん、川島高之さん
左から渋澤健さん、川島高之さん

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