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眞鍋かをり 意識的に‟ママバイアス”を外してみる

子育て・教育

眞鍋かをり 意識的に‟ママバイアス”を外してみる

息が詰まったときは、そもそも自分はどういう人間かを思い出してみる

 タレントの眞鍋かをりさんは、昨秋第一子を出産してママとなりました。生後3カ月を待たずに仕事復帰を果たすも、生活は育児が中心。この連載では、母として悪戦苦闘する日々のなか、妻や仕事人の役割も全うしようとする赤裸々な感情をつづっていただきます。前回に続く2回目は、「他のママのようにできない…」と落ち込んだときの乗り越え方です。

 早いもので、わが子はもう5カ月。先日、はじめての夜泣きをしました。いやー、夜泣きって、おなか空いたときや眠いときの泣き方とは、ぜんぜん違って、火がついたように泣き叫ぶんですね。

 知らなかった…あの号泣会見の元議員さんより激しく慟哭する人間を、わたしは初めて見ましたよ。あまりの激しさに、からだのどこかが痛いのかと本気で心配しました。外をお散歩したらすぐに収まり、事なきを得てホッとしましたが。

ファッション雑誌のママたちが放つ‟キラキラ”に怖気づく

ロングセラーの絵本『もじゃもじゃ』。小さいときに母がよく読んでくれていました。「もじゃもじゃ」という言葉の響きがツボだったらしく、私は大爆笑していたそうです。見つけて思わず買ってしまって、また今、家で読んでいます
ロングセラーの絵本『もじゃもじゃ』。小さいときに母がよく読んでくれていました。「もじゃもじゃ」という言葉の響きがツボだったらしく、私は大爆笑していたそうです。見つけて思わず買ってしまって、また今、家で読んでいます

 子育てを始めてからの外の世界は、以前は全く視界に入っていなかったものに目が留まるようになりました。授乳室やオムツ交換台、子連れママさんたちの使っているベビーカーや抱っこひものメーカー…。

 なかでも最近気になるのが、コンビニの本棚に並んでいるママさん向けの雑誌です。先日、子どもの3・4カ月健診の帰りに、この類いの本を初めて手に取りました。

 開いてみて、ビックリしてしまいました。

 「コレ…。本当にママ向けなの!?」

 目に飛び込んできたのは、洗練されたファッションに身を包み、子どもの手を引いて幸せそうに笑うママさんモデルたち。メイクはもちろん、ヘアスタイルもネイルもバッチリで本当にキレイです。「子育ても仕事もオシャレも! ママだって女を楽しんでます!」感が充満しているではありませんか。

 スッピン&メガネ、わが子のよだれのついた普段着のパーカー、もちろん素爪で立ち読みをしている私とは、雲泥の差です。

 キャアァァ! まぶし過ぎて、目がぁ…めがぁぁぁ…! コンビニの雑誌コーナーで、ムスカ状態になってしまいました。最近ようやく子育てを楽しむ余裕ができて、少しは自信がついてきたところなのに…。

 家事の邪魔にならない上品ネイルをして、おしゃれカフェで子連れママ会できる…こんな生活を送れる日が来るんだろうか…。

 キラキラママになるための道のりを想像して、自分のこれからを重ね合わせてみます。

「子どもがもう少し大きくなったら、毎日メイクをする余裕もできるかも」
「授乳の間隔が長くなれば、ネイルにも行けるよね?」
「この子の腰が据われば、カフェのソファにもお座りできるかしら?」

 だけど、ダメ。全然キラキラできる気がしない。一気に自信を失ってしまい、雑誌をパタンと閉じてトボトボと家路についたのでした。

次ページ ‟ママ”という共通点だけではくくれな...

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