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【GWおでサポ特集!専門家いち押し全国スポット16(1)】動物園、遊園地、水族館、工場見学…おでかけのコツって?

 入園式や始業式など、慌ただしかった新年度のスタートダッシュを終え、気づけばゴールデンウイークまで1カ月を切りました。大型連休は子どもとゆっくり過ごせるのがうれしい半面、どこに行っても混雑していたり、行きたいと思っていた施設の予約が埋まっていたりとおでかけスポット選びに困る時期でもありますよね。

 そこで今回は、いつも有料会員向けに配信している「DUALおでかけサポート」の一環としてゴールデンウイークのおでかけを全5回にわたって大特集! おでかけに失敗しないためのチェックポイントや、おすすめのスポットを動物園、遊園地、水族館、工場見学の4つのカテゴリで紹介していきます。

 第1回は動物園、遊園地・テーマパーク、水族館、工場見学の4つのスポットに行く際のおでかけ必勝法を、それぞれの専門家に伺いました。

(日経DUAL特選シリーズ/2016年4月収録記事を再掲載します。)

【GWおでサポ特集!専門家いち押し全国スポット16】
[1]専門家が伝授! スポット別「おでかけ必勝法」とは ←今回はココ!
[2]イマドキ動物園のエサやり、ふれあいはひと味違う
[3]遊園地・テーマパークはアトラクション+大自然!
[4]水中の生態系も学べる! 体験・発見がある水族館
[5]休み中、大人も大興奮の工場見学はココだ!

動物園は子どもの発見に任せ、大人が先回りしない

 大人も子どもも笑顔になれる動物園。動物達が私たちの心を癒やしてくれる、おでかけスポットの定番です。ただ見て回るだけでも十分に楽しいのですが、せっかく行くなら子どもと一緒に楽しみながら学べる場としたいですよね。「大人が『よく予習して先回りしない』ことが子どもとの共通体験が築ける秘訣です」と語るのは、全国100以上の動物園を訪れている動物園ライターの森由民さんです。

トビを手に乗せている森さん。高知県高知市の「わんぱーくこうちアニマルランド」にて撮影
トビを手に乗せている森さん。高知県高知市の「わんぱーくこうちアニマルランド」にて撮影

森由民(もり・ゆうみん)

動物園ライター。これまでに全国100以上の動物園を訪れ、2014年からは千葉市動物公園ZOOアドバイザーを務める。『動物園を楽しむ99の謎』『ひめちゃんとふたりのおかあさん~人間に育てられた子ゾウ~』などの著作があり、漫画『ASAHIYAMA-旭山動物園物語-』の原作も手掛ける。

■ブログ「勝手に来たZOO!」http://yuminzoo.info/

「私達大人は、つい『ほら、ゾウさんだよ』とか、ライオンに見入っている子どもに『写真撮るからこっち向いて』と言ってしまいがちです。しかし、その行為は子ども自らが気づく機会を奪うことになる」(森さん)。
 それでは、どんな接し方がいいのでしょうか。

「動物園に行ったことがない乳幼児の場合、ライオンやゾウばかりでなく、ウサギもネズミもすべてが初めて見る動物。ならば、大事なのはまず『見せる』こと、子ども自身が気ままに注目したり目移りしたりするのを大切にしてあげることです。ウサギに熱中したり、ゴリラと見つめ合ったりできる場をつくりあげ、それを見守りサポートしてやるのが大人の役割ではないでしょうか」(森さん)

宮崎市フェニックス自然動物園のモグラ。人口のトンネルを通る姿が見られる
宮崎市フェニックス自然動物園のモグラ。人口のトンネルを通る姿が見られる

 そのうえで、子どもと動物がつくり出した世界を切り取って、子ども達の思い出にしてあげることが大切だといいます。

「小学生になると、大人との会話で思考を深めることができます。まずはそこにいる動物をじっくり観察したうえで、『シマウマはなんでひづめで一本指なんだろう?』と質問してみましょう。答えはシマウマは野生では肉食動物に食べられる危険があり、そのほうが素早く走れるからです。こんなふうに、一つの発見から筋道を立てて考えるのは科学の基本的な思考方法。小学校中から高学年の子どもであれば、子ども自身に疑問が浮かんでくるのを促すのもいいと思います」(森さん)

 また、子どもも大人もテンションが上がりがちな動物園。マナーにも気を付けたいところです。

「もとより静かにする必要はありませんが、動物への声を合わせた呼びかけを含め、過度の大声などは動物にも他の来園者にもストレスを与えてしまいます。例えば『夜行性動物』のコーナーに入る際、子どもたちに以下のような働きかけをしたらどうでしょうか。

 どうして暗くしているのか=夜に活動する動物だから
 ならば、ここは動物達のための世界=私達のおうちと同じ
 人のおうちで騒がないのと同じように、そっと動物たちの世界をのぞかせてもらおう
 注目点は××(例えば、夜行性のサルの目や耳はどうなっているか)=外に出たら発見したことを教えてね

 ただ『静かにしてね』と言うのではなく『なぜそうするのか』を伝えてあげて、前準備をしっかりすれば、子ども達は息を潜めることも楽しくなって、静かに観察してくれます。
 そして動物エリアを離れたら、休憩スペースなどで、今度は思いきり『発見』を語り合って盛り上がってください。『めりはり』が大事です」(森さん)

 子ども達が楽しく熱中できるかは、大人の働きかけ次第。子ども達の自主的反応を大切にして、動物園を楽しんでみてはいかがでしょうか。

動物園・おでかけ必勝ポイント

 大人が先回りせず、子ども自身が注目することを大切にする
 小学校中~高学年の子どもなら、観察と会話で思考を深めることに挑戦
 静かにするべき場所では「なぜ静かにするのか」を伝えることが重要

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