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中田敦彦 “一家の大黒柱”という考え方は良くない

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中田敦彦 “一家の大黒柱”という考え方は良くない

家事・育児分担は、作業量の対等ではなく、夫婦の精神的フラットを目指す

 男側の言い分として、妻側から「もっとやってよ!」と言われると、どれぐらいやれば納得してくれるのかが分かりません。僕の場合は、具体的に言ってくれると受け入れやすいです。本当にちょっとずつ、僕の家庭での役割が増えていっています。

 「いやいや中田、家では指示待ちかよ!」と思われるかもしれませんが、育児も家事もやることが無限にあるわけで、やって妻に喜ばれることと、あまり喜ばれないことがあります。喜ばれることをしたいんです。

完全にできるようになったころ、妻から新しい課題が追加される

 観葉植物への水やりは、完全に僕の係です。木製のダイニングテーブルは使っていくと乾燥するので定期的にオイルを塗るんですが、それも僕の係。…って、外角を責めるような細かい話をしちゃっていますけど(笑)。

 その他には、子どものお風呂だったら、僕がその時間に家にいれば、みんなで入ります。寝かしつけは、僕がいればやりますが、2日続くと「昨日してくれたから」と、妻が代わってくれます。娘の保育園への送迎は、火曜は僕が午後からの仕事だから朝に送って、水曜は午後が空くからお迎えをします。1週間の役割分業は、決まりつつあります。

 僕が一連のタスクを完全に回せるようになったころ、妻から新しい要望が入ります。最近だと、「もう少しゴミの回収率を上げてほしい」と言われました。「ゴミを集めて、ゴミ置き場まで運ぶことをたまにしてくれているけれど、もう少し気を遣って、その頻度を上げてほしい」と。

 「もっとゴミ捨ててよ!」ではなく、指示が細かいから動きやすかった。課題の出し方が、うちの妻は非常に巧みです。本当にちょっとずつ、できるようになったら次、という具合に、妻はレベルを上げていくんですよね。だから違和感がありません。

 「食器洗いは〇曜日、そうじは〇曜日と〇曜日、トイレと風呂は…」などと、一気に目標値を出されると、パニックになっていた気がします。

 できるようになってしまえば、生活するうえでやることが当然になるし、いつも通り暮らしている感覚です。

 妻にストレスを抱えさせている環境って、ダンナにとってもストレス。僕も、疲れた妻がこの世の終わりのような顔をしていたら、家の空気は悪くなるし、なんとかせねば、となります。心地よい家庭環境を作っていきたいのは、男性も同じです。

 作業量的な対等ではなく、精神的な対等を夫婦間で心がける。これを意識すると、わりと多くのことがクリアになると思っています。

(取材・構成/平山ゆりの 撮影/片桐寿憲)

中田敦彦

中田敦彦

1982年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。大学在学中の2005年、お笑いコンビ・オリエンタルラジオとしてデビュー。デビュー直後に「武勇伝」のネタで大ブレイクを果たす。マンガやアニメに詳しいオタク芸人、インテリ芸人としても認知を広げる。12年、タレントの福田萌と結婚し翌年女児が誕生する。16年は、音楽ユニット「RADIO FISH」による楽曲『PERFECT HUMAN』が話題になり、注目されている。『爆報! THE フライデー』『白熱ライブ ビビット』(ともにTBS)、『火曜サプライズ』『ヒルナンデス!』(ともに日テレ)など、多数のレギュラー番組を持つ。中田敦彦Twitter 

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