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共働き夫婦の財布、互いに「見える化」するのが鍵

お金

共働き夫婦の財布、互いに「見える化」するのが鍵

(上)家計管理は「企業経営」と同じ! 夫婦の収入・支出・貯蓄はオープンにしよう

「家計の見える化」ができている家庭のほうが貯蓄額は高い!

 私は普段、有料の家計相談を受けていますから、どちらかというと「本気度」が高く、お金に関するアンテナも高い方がご相談にいらっしゃいます。今までに1500件を超える家計相談に対応してきましたが、その中で家計の把握がスムーズな家庭と貯金に苦労している家庭には、キーワードがあることに気づいたのです。

 それが「家計の見える化」です。

 お互いの収入や貯蓄、支出などが把握できている、つまり「家計の見える化」ができている家庭では、家計の改善度も早く、貯蓄額も高い傾向にあります。

 一方、貯金や家計管理に悩むご家庭では、お互いの収入や貯蓄額などのお金について「自分のお金の出入りは言いたくない」「相手の状況も分からない」という人が多く、「見える化」できていないことが多いのです。

 自分が働いて稼いだお金ですから、基本的にはどのように使おうと自由ですが、「見える化」ができていない家計にはリスクが伴うことも知っておきましょう。

 家計を企業の経営に置き換えて考えてみましょう。

 例えば、あなたが企業の経営者(社長)だとします。

 社長ですから、社内で社員が使うボールペン1本をいくらでどの業者から仕入れているのか、または給湯室の洗剤をいくらで誰が買ってきているのかは知らないかもしれません。それらのこまごまとしたお金の出入りを管理するのは、経理部門になることでしょう。

 でも社長は会社を経営するために、企業としての売り上げや経費、どれくらいの税金を納め、手元に利益がいくら残っているのか、ということは必ず把握していますよね?

 社長はお金を稼ぐ社員の代表であるからこそ、ボールペン1本、洗剤1つの値段は知らなくても、経理部門から聞き、自社の経営に必要な数字は知っているはずなのです。

 それを、自分は社長だからといって、経理を人に任せっぱなしにし、その内容にも興味を持たず、人脈拡大を言い訳に飲み会やゴルフばかりしているなら、その企業はどうなるでしょうか? ご想像の通り、効率良い経営はできませんし、自社に投資する金額もタイミングも分からず、経営上のリスクも把握できません。こんな会社は倒産してもおかしくないでしょう。

 家計の把握ができていないということは、「売り上げも経費も利益も把握できていない社長」を作り上げているようなものなのです。

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