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川上未映子「40歳」の意味を思い知った日[PR]

生活・家事

川上未映子「40歳」の意味を思い知った日[PR]

【第5回】出会い系アプリ登録(空想)で思い知った「加齢」の社会的意味……あんがい衝撃ですね

4歳になるひとり息子を、芥川賞作家夫婦で育てながら超多忙な日々を送る川上未映子さん。仕事、お金、子育て、美容。健康、暮らし、人間関係。しあわせやよろこびだけでなく、おそろしいこと不安なこと、そして思わず、びん詰めならぬゴン詰めたくなる世間のあれこれを綴ります。人気コラム『川上未映子のびんづめ日記』シーズン2、全16回でお届けする第5回目のテーマは、「40歳」です。

 アンチエインジングとか美魔女とか、叫ばれはじめていったいどれくらいの時間が経ったのだろう……今日もみんな、どこかで破れ、また立ちあがりをくりかえし、満身創痍で前進しているのだろうなあ……フレシネを飲んでそんなことを考えた。

そうか加齢って、若い人との比較で思い知らされるのね

 わたしは現在40歳。これまで色々なところで加齢について書いてきたけど、考えてみると正味のところ、その実感は、過去の自分との対比のなかにしかなかったように思う。つまり、「体重が戻らない」「たるんだ」「老けた」「白髪だらけになった」とか、そういう加齢を表す変化というのは、つねに、過去の自分との違いとして理解していたのだった。それはまあ、そうですよね。

 でも、いわゆるみんなは、それに加えて、他者との比較にもつねにさらされているという当然の事実に、わたしはこのあいだ、はたと気がついたのだった。

 つまり、だいたいの人は会社に行ったり、避けられない人とのお付き合いのなかで、自分よりも若い人たちと場を共にする機会が多く、そこで生まれる人間関係のなかで自分の加齢&老化を思い知らされもするのだということに、気がついたのだった。

 これって、けっこう、しんどいことではないだろうか。

仕事場にようやくソファがきました。何にも邪魔されずに8時間くらい昼寝したい。それが今のわたしの夢です……
仕事場にようやくソファがきました。何にも邪魔されずに8時間くらい昼寝したい。それが今のわたしの夢です……

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