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育休明け家庭が新生活でぶつかる疲労・ストレスと対策

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育休明け家庭が新生活でぶつかる疲労・ストレスと対策

【年齢別特集 妊娠・職場復帰向け】(3)3カ月先まで疲労を予測する、家族のヘルプサインに気付く

 4月に職場復帰を控えている家庭は、これから始まる両立生活に向けて少しずつ準備を進めていることでしょう。家族の生活がガラリと変わるときは自分でも知らず知らずのうちにストレスをためながら頑張ってしまうもの。しかし、専門家は「疲れは蓄積されるもの。自覚するまでにタイムラグがあります。その性質を織り込んで中長期のスケジュールを考えることが大事」と言います。家族にとって試練になり得るこの時期に無理を続けてしまうと、5月や6月になって一気に疲れが押し寄せることにも。今のうちからチェックしておきたいポイントをお伝えします。

【妊娠・職場復帰向け/病気・ストレス・体】
(1)どうする?子どもの予防接種 知っておきたい基礎知識
(2)病気からわが子を守る 予防接種最新情報
(3)育休明け家庭が新生活でぶつかる疲労・ストレスと対策 ←今回はココ
(4)復帰前に始めたい生活リズムづくりと夫婦の役割分担

  子どもの成長に伴い、ママやパパが抱く育児の喜びや悩み、知りたいテーマは少しずつ変化していくものです。「プレDUAL(妊娠~職場復帰)」「保育園」「小学生低学年」「高学年」の4つのカテゴリ別に、今欲しい情報をお届けする日経DUALを、毎日の生活でぜひお役立てください。

「先を読む」ためにシミュレーションをしてみましょう

 子どもの病気で保育園から急に呼び出されたり、残業や会議でお迎えに間に合わなかったりと、両立生活で起こり得るピンチを先輩ママやパパから聞いたことはあるでしょう。

 チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さんによると、「私たちが慌ててしまいがちなのは、『想定していないことが起こったとき』です。新しい生活を迎えるに当たってしておきたいことは、手が回らない場合の最悪の想定。『先を読んでおくこと』が大切で、危機回避につながります

 まずは、家族で起こりそうなことを想定する「シミュレーション会議」をしてみましょう。職場復帰する前に比べて復帰後に「増えること」を書き出してみます。

■ 保育園への送迎

■ 家事の時短・効率化

■ 子どもが病気にかかったときの対応

■ 子ども関連の予定(行事、健診、予防接種、習い事)

■ 子ども関連の買い物

■ 夫婦間・祖父母間の調整

 そして、上記の「増えること」に対して、具体的にどう対処するかを考えてみます。

■ 保育園への送迎 →パパとママが分担、送りはファミリーサポートなどの利用検討

■ 家事の時短・効率化 →WMの三種の神器(食洗機、お掃除ロボット、乾燥機)など便利なものの活用

■ 子どもが病気にかかったときの対応 →病児保育申し込み、祖父母に頼る

■ 子ども関連の予定(行事、健診、予防接種、習い事) →事前に話し合ってお互いの予定に組み込む

■ 子ども関連の買い物 →通販や宅配を利用

■ 夫婦間・祖父母間の調整 →夫婦でルールを事前に決めておく

 「気になることや増えてゆく課題をどう解決すればいいのか? できていることと、できていないことをこのように一つ一つ確認していきましょう。職場復帰後も定期的にチェックすれば、『できていることが増えている』ことに気付かれると思います。『これができていない』と責めたり、落ち込んだりせずに、まずは『できていること』を認めて、自分たちを褒める習慣をつけていきましょう」と山本さんは話します。

 環境が変わったら、いきなりアクセルを踏まずに、最初は平常運転で試していくことが重要です。ゆっくりコーヒーや紅茶をいれて飲む、甘いものやお酒を少々たしなむ、週末はお風呂に一人で入る、ゆっくり読書や音楽鑑賞、好きなテレビを観る……など、夫婦それぞれにとってハッピーなことを日常につくりましょう。夫婦で生活の変化とそれに対する対処法を先に想定しておき、自分がリラックスできる時間や『プチハッピー』を日常に取り入れながら、周りを見る心のゆとりを少しでも持てるように心がけましょう」(山本さん)

子育て世帯は知らぬ間に疲労をためてしまう

 陸上自衛隊初の心理幹部として多くのカウンセリングを経験してきた下園壮太さんは、「子育て世帯は知らぬ間に疲労をどんどんためてしまいがち」と言います。「疲労は借金のようなもので、『忙しいけれど元気。大丈夫!』と思えるのはまだ貯金があるから。その後も“ムリ”を続けていると貯金を徐々に食い潰し、ある日突然『ものすごく疲れている状態』に気が付きます。いわゆる“うつ状態”です」

 下園さんがおすすめするのは、3カ月先、四半期ベースでのスケジューリングです。詳しい考え方や方法を、次ぺージから見ていきましょう。

<次ページからの内容>
・“疲労収支”という考え方を意識する
・予測される疲労量を考慮しながら3カ月先までスケジューリング
・30代以降ならではの心と体の疲労に向き合う
・課題を全部書き出して『見える化』を

次ページ 疲労コントロールの考え方と実践法

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