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子どもが思春期を終えて初めて「親」になる

子育て・教育

子どもが思春期を終えて初めて「親」になる

母親だけに子育ての責任を押し付けないで 思春期こそ夫婦が試される 

 あなたは日々の仕事や子育てに追われ、「不機嫌」にはなっていませんか。不機嫌なときには決まって何かに怒っているか、疲れ果てているか。迷いや悩みを抱えているときも機嫌よく、とはいかないものです。ワークライフバランス・コンサルタントの著者がこれまで接してきた多くの女性たちの悩み、夫と二人で一男一女を育てた自身の経験をもとに編み出した、「不機嫌」ループからの脱出方法を書籍『脱・不機嫌な女』から厳選してお伝えします。

 送り迎えから解放され、時には子どもたちだけで夕食を済ますこともできるようになるなど、物理的な子育てはとてもラクになる時がやってきます。ちょうど、最近の小学四年生の行事として定着しつつある二分の一成人式のころでしょうか。この式は授業参観の時に行われ、親への感謝状などが読み上げられます。第一子の親御さんたちが感激と共に手放しで喜ばれるのに対して、上に中高生の子を持つ母たちは「つかの間の喜び」であることを知っていました。

 ある母は、中学生の娘から「私の人生の中でパパとママのことは5%も占めていないから」と言われたそうです。まだ中学生ですから、仕事を持っている母にとっても衣食住の世話からすべてを考えれば、少なくとも50%以上は子どものことが占めているでしょうからショックです。でも、自分が中高生だったころをよく思い出してみて下さい。友だち、部活動、好きな人のこと、アイドル、音楽、勉強のこと……どのくらい親のことを考えていたでしょう。一人で大きくなったような顔をして、とよく言われますが、本当に子どもというものはそういう顔をし、一人で生きているつもりなのです。本当に一人立ちした時になって初めてそうではないと自覚できます。

 思春期に入ると親のイライラは頂点に達します。精神的な子育てで真の苦労が始まるのです。

「ああ言えばこう言う」にイライラしない、相手の土俵に乗らない

 私たち親もまだ若かったので、第一子である娘の思春期は本当に大変でした。ちょっとしたふくれっつらや目付きに腹が立ち、体力や敏捷性で娘が勝るようになる小学5年生までは取っ組み合いの喧嘩もしていました。

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