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子どもがエッチなサイトに入って高額請求されたら?

ケータイの事故から子どもを守るのは親の「関心力」。子どものスマホトラブルの専門家に聞く

新学期がスタートして1カ月経ちました。行動範囲の広がるわが子に、そろそろケータイやスマホを持たせた方がいいのでは……と思うママ&パパもいるのではないでしょうか。子どもとケータイをテーマにしたこの短期連載、今回は最終回です。子どものケータイトラブルに詳しい、宮沢八重さんにアドバイスを聞きます。

 「架空請求や不当請求がきた」「知らない間に、ネット上に自分の写真が出回っている」「掲示板に書かれた悪口を削除したい」など、ケータイやインターネットのトラブルに遭遇し、対処に困っている子どもがたくさんいます。東京都が運営する「こどものネット・ケータイのトラブル相談 こたエール」は、そんな子ども達が無料で相談できる窓口です。その相談スタッフである宮沢八重さんに、ケータイに関わるトラブルの状況や対処法や予防策について聞きました。

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身に覚えのない請求やメールは無視するのが正解

―― ケータイやインターネットの悩み相談で、一番多いのは何でしょうか?

宮沢さん(以下、敬称略) 小学生、中学生、高校生、そして男女に関わらず、圧倒的に多い相談が「架空請求」に関するものです。そのほとんどは、自分が意図しないサイトに入ってしまい、気付いたら「登録手続きが完了しました。3日以内に、××円を支払ってください」という表示が画面に出て、困ってしまったというケース。

 小学生の事例としては、「エッチな言葉を検索しているうちに、アダルトサイトへ入りこんでしまった」「アニメの動画を探している最中に、バナー広告をクリックしたら、請求の表示が出てきた」「アイドルの動画を探し、一見YouTubeだと思ったのに、実はアダルトの動画だった」といったものがありました。エッチなサイトや動画を見てしまったので、親には言いづらかったようです。

―― 小学生だと、そういうことにも興味が出る年頃ですものね…。架空請求に対して、どんなアドバイスをしていますか?

宮沢 まず、「そのサイトでどんな操作をしたのか」を知ることが必要なので、サイトを開いた時に、「年齢確認があったか?」「お金のことや、振込先が書かれていたか?」を聞きます。ほとんどの子どもは「覚えていない」とか、「自分の意思で登録したわけではない」と答えます。そういう場合は、「請求を無視して、お金を払う必要はないんだよ」と伝えます。

 最近のサイトは、「間違えた方は、こちらから退会手続きをしてください」というリンクが貼られていることが多いですね。それを押してしまうと、メール画面が出てメールを送るように誘導されます。または電話番号が表示されて「ここへ問い合わせるように」という告知文が表示されます。それに沿って、メールを送ったり電話をしたりしてしまうと、こちらのメールアドレスや電話番号が相手に知られ、請求が来てしまうのです。

 迷惑メールやスパムメールもそうですが、身に覚えのないもの、自分の意思で契約していないものはきっぱり無視しましょう。

 ただ、画面に「18歳以上ですか?」といった表示や説明を見ず、どんどんクリックして、有害サイトに入っていった子どももいるので、その子には「それは反省すべきだよ」と言っています。

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