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「働き続けたいママ」に行政が追い付いていない

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「働き続けたいママ」に行政が追い付いていない

行政側もやれることはやっている。それでもまだすべての育児中ママを支援しきれていないのが現状

『だれも教えてくれなかった ほんとうは楽しい仕事&子育て両立ガイド』の共著者で、夜間保育&学童保育所を運営する認定NPO法人あっとほーむ代表の小栗ショウコさんと、松蔭大学・経営文化学部准教授の田中聖華さんに、仕事と育児の両立について聞きます。

働く女性の約2割は、勤務状況の都合上、保育園の開園時間だけでは足りない

 前回の「仕事と育児の両立が『当たり前』な時代の幕開け」では、女性が出産後も働き続けることについて考えました。今回は働き続けるために利用する支援体制について取り上げます。

 ここ数年、子育て支援には大きな進歩がありました。待機児童が多いということで、私達の住む横浜市は公立保育園の受け入れ人数を増やし、保育コンシェルジュなどを各区に置くことで、平成24年度に待機児童をゼロにしました。その数字の根拠は別として、待機児童をゼロにしたのは大きな成果です。

 でも、それで本当にあなたが子育て中でも働きやすくなるかどうかは、別問題です。どんなに待機児童をゼロにしても、それは平日昼間の保育場所を確保するだけです(図1参照)。

 まず、あなたの働く時間は子どもの保育時間だけで足りますか?

 たぶん、8割の方はこれで足りるでしょう。


おうち保育園®協会資料より

 でも、医師や看護師、介護関係、美容師や観光などのサービス業、飲食業などの職業に就いている人はこれでは足りません。

 普通の会社員でも、キャリアを重ね、自分で責任を持った企画を遂行していく中で保育園の開園時間だけでやりきるのは至難の業だと思います。

 では、保育園や小学校、普通の学童保育所の時間以外に対応してくれる子育て支援とは何でしょうか?

 すぐに思い浮かぶものとして、昔からのベビーシッターがありますね。

 保育園が開園している以外の時間帯でも対応してもらえます。でも料金が高く(1時間3000~5000円は掛かります)普通に働いている私達には簡単には払えないイメージがあります。

 もう一つは、ここ数年、各地域に設置されたファミリーサポート制度。

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