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宿題から英語・運動まで教える学研&市進の新施設

塾が運営する学童ってどんなとこ?(3) クランテテ三田

 生活面でのサポートと、塾のノウハウを活かした学習指導の両方が受けられる。そんな大手塾が手がける学童保育が次々と誕生している。「塾が運営する学童ってどんなとこ?」シリーズ、前回の「SAPIXメソッドを駅近の学童で 小田急こどもみらいクラブ」に続き3回目は、学研と市進が新たにつくり出した幼小一貫の施設についてレポートする。

幼児保育・学童保育・進学指導を一つの施設

 東京都港区の赤羽橋駅から徒歩2分、麻布十番駅・芝公園駅から徒歩5分。ビルの1フロアにある「クランテテ三田」は、学研グループで教室・塾事業を展開する株式会社学研塾ホールディングスと株式会社市進ホールディングスとの共同出資により設立された、株式会社GIビレッジが手がける保育・教育施設だ。「クランテテ」の施設名は、「手と手でつながる家族・なかま」という意味をもつ。

 レギュラープログラムは、未就学児を対象とした「プリスクール(幼児保育)」と小学1~6年生を対象とした「アフタースクール(学童保育)」の2種類。2013年12月に「プリスクール」がオープンし、「アフタースクール」はこの4月から本格稼働を始めたところだ。ここでは「モンテッソーリ教育」を基盤とし、英語教育や運動指導にも力を入れている。


未就学児を対象としたプリスクール(幼児保育)と小学1~6年生を対象としたアフタースクール(学童保育)を一つの施設で行っている

 レギュラープログラムとは別に、個別指導形式による学習指導や受験対策、英語や科学教室、リトルアスリートクラブ(運動)といったプログラム単位での受講ができる「エールプログラム」も開講。1976年に日本モンテッソーリ教育綜合研究所を設立してモンテッソーリ教育の普及に携わってきた学研と、塾としての学習・受験指導のノウハウに長けた市進、それぞれの強みを組み合わせた施設だと言える。

好奇心を引き出す教具で、小学生にもモンテッソーリ教育を

 モンテッソーリ教育は、具体物に触れる体験を通じて、さまざまな概念の本質的な理解につなげていく教育法。大人が子どもに“教える”のではなく、子どもが“自ら学び取る”プロセスを重んじる。幼児教育では広く知られている教育法だ。

 「クランテテ三田」の特色は、幼児のみならず、学童保育を利用する小学生に対しても「上級算数」などのモンテッソーリ教育を行うこと。例えば、小学2年生は学校の算数で1000までの数を習うが、ここでは金色のビーズ1粒を「1」と数えて、それを10粒連ねた棒で「10」、その棒を10本集めた板で「100」、さらにその板を10枚重ねた立方体で「1000」という数をつくり、実際にビーズの重みを手で感じながら、1000までの数を理解していく。「ここでは数日間かけて1000粒のビーズを実際に数えることも可能。具体物に触れることで、十進法の仕組みが自然と理解できる」と、株式会社GIビレッジの経営戦略室室長を務める学研塾ホールディングスの西村文孝氏は話す。かけ算や平方根についても、教具で理解を深められるという。

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塾が運営する学童ってどんなとこ?

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