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セクハラ野次「女vs.男」で論じている場合でない

まだまだ大手メディアには男社会がはびこるが、あなたは怒る人? 笑う人? 見ている人?

 2014年6月18日、東京都議会でみんなの党所属の塩村文夏議員に対して「早く結婚した方がいいんじゃないか」といった野次が飛ばされた問題は、まだ記憶に新しい。自民党所属の鈴木章浩議員が発言を認めて謝罪し、自民会派を離脱したものの、都議会は他の野次の発言者については特定しないまま閉会し、この問題の幕引きを図った形だ。

 野次の内容はもとより、このような野次を笑って容認する都議会の雰囲気やその後の対応についても批判が相次いだが、この問題は多くの一般市民が声を挙げたという点でも注目を集めた。野次問題が起きた翌日、都内に住むフリー翻訳業の男性が発起人となって、インターネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」で発言者の特定と処分を求めるネット署名運動を開始。集まった署名はわずか4日間で9万を超えた。

 さらに6月26日には、署名した市民たちが自主的に、参議院議員会館で「9万人のクリック、その先は?」と題したワークショップを開催。約100名の参加者たちが、集まった声を野次への単なる批判で終わらせず、性差別のない社会にむけての第一歩とするために、どんな行動につなげていくべきかを話し合った。

 今回の記事では、2回にわたって、このワークショップで議論された内容をレポートするとともに、野次問題で浮き彫りになった日本に根強く残る性差別の意識をなくしていくために、私たちDUAL世代ができることについて考えていきたい。

ジェンダーギャップ指数105位という日本の現実

ワークショップは二部構成で、第一部では有識者が各自の見解を述べ、第二部では参加者同士の意見交換とアクションプランの提案が行われた。

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