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育休復帰から1年半…理系研究職ママの挑戦

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育休復帰から1年半…理系研究職ママの挑戦

夕飯時には帰宅、勉強も教えてくれた父と同じ、研究者の道へ

去年夏にスタートしたWomen's Loungeで出会った古賀寛子さん。ソニー・先端マテリアル研究所のバッテリー開発部で、電池の材料開発に携わる“リケジョ”です。「文系ママが多数派だけど、私のように理系ママもいますよ!」という言葉で、今回の取材を決めました。多い部署でも女性は1割ほどという理系研究職。働くママも出てきている一方で、「この研究が終わるまでは……」と出産に踏み切れない女性も多いようです。出産後もフルタイムで研究を続けるために何をしているのか、現在進行形の多忙な日々を聞いてきました。


インタビューを動画でご覧いただけます(約4分)

女性が少ない理系研究職 出産前は終電で帰る日々

藤村 研究職の仕事って難しそうですが、今研究開発しているお仕事内容を分かりやすく教えてもらえませんか?

古賀さん(以下、敬称略) 携帯電話の電池などに関する研究開発をしています。簡単に言うと、例えば携帯電話の充電をもっと長持ちするようにできないかを試していたりします。今後、研究開発が進んでいけば、将来的には週に1回だけ充電すればいいという世の中になるかもしれません。

 今は材料系の開発に携わっていて、女性研究者は全体の1割くらいです。以前携わっていたプロジェクトでは、100人のうち女性が2人しかいないこともありました。割と夜型で、朝9時半の就業時間ギリギリに出社して毎日終電まで実験をしたり、地方のビジネスホテルに泊まり込みながら研究したり。

 男性と体のつくりは違うのに、できる限り同じように働いてきたので、妊娠したときは「働き方を変えないと続けられないな」と思ったのを覚えています。

 結婚は入社2年目の2006年と早かったのですが、その後もお互いがむしゃらに仕事をしてきました。そして、1年ほどリーダー業務をした後に係長の試験を受けて、合格したのがちょうど30歳だったんです。

 少し達成感を得て30歳の誕生日を迎えたこともあり、理系だからかデータを気にする性格もあって、そろそろ子どもを……と思ったら、すぐに授かることができました。仕事に没頭する一方で、基礎体温を付けるなど、母親になる準備もしていたのが良かったのかもしれません。


古賀寛子さん

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