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繰り上げ返済を急いでも返済額は数万円減るだけ

お金

繰り上げ返済を急いでも返済額は数万円減るだけ

早めのローン返済より優先すべきは「貯金」——単身赴任家庭の未来計画

 今の共働き世代は、どんな考え方やライフプランを抱いて、住宅購入や家計管理をしようとしているのでしょうか? ファイナンシャルプランナーの中嶋よしふみ氏が、レッスン・相談に訪れる人たちの等身大の姿をリポートします。

 前回の記事「月7万円も保険料を支払う夫婦の家計事情」では、家を買った直後にだんなさまの単身赴任が決まってしまった池田ご夫妻(仮名)にご来店いただいた。改めてご夫婦のデータを確認したい。

■年収:夫婦合わせて1400万円
夫(35歳):1000万円 大手自動車メーカー・設計部門勤務
(33歳):380万円(時短勤務で復帰した場合。現在は育児休業中のため収入ゼロ) 大手自動車メーカー子会社・システム管理

■家庭の状況
結婚6年目。5歳と2歳の女の子がいる

■住居
:愛知県の社宅(家賃2万円)
:2013年に購入した都内のマンション
価格5500万円(頭金2500万円。2000万円は両親からの借り入れ、500万円は夫婦の貯金)
住宅ローン3000万円(フラット35、返済期間35年、金利1.29%だが0.5%優遇期間中)
毎月の返済額約9.1万円+親に5万円

■資産
現在の貯金額 600万円
毎年の貯金額 200万円(出産前の数字。奥さまの時短勤務時はもう少し減る)
投資信託 約150万円分(日本株・インド株などの投資信託)
確定拠出年金(妻) 約120万円分(株や外貨で運用する投資信託、預金など)

■レッスン・相談の内容
住宅購入直後に夫の転勤が決まり、生活拠点が2つになってしまったため支出が増えた。現在は妻が育児休業中のため家族4人とも愛知の社宅で生活しているが、9月からは妻と子ども2人が東京に戻り、来年4月から仕事に復帰予定。
家計の管理をあまり考えてこなかったので、見直しをしたい。繰り上げ返済と資産運用についても確認したい。

貯金が1800万円たまるまで、繰り上げ返済は先送りに

 前回の記事「月7万円も保険料を支払う夫婦の家計事情」では、月に7万円も払っている保険の見直しと、産休・育休中に制度変更があった奥さまの確定拠出年金についてアドバイスをした。

シェアーズカフェ中嶋(以下、中) 住宅については去年の4月に購入していますが、ご両親からの借り入れがかなり多いですね。

 私の親から借りました。本当は育休から復帰して今年4月から返済を始める予定だったんですけど、復帰を先送りしたので返済開始も延期してもらっています。

 家を買った頃は1000万円位貯金があったんですけどね。手元に500万円もあれば良いかと思って、半分頭金にしました。

 いま貯金は600万円ですから、1年半程度で貯金が100万円増えたわけですね。となると繰り上げ返済は……。

 まだ一度もしてないです。そろそろやろうかと思ってます。金利の0.5%優遇がまだ残っているのでそういうのも考慮したほうが良いのかと迷ってました。いくらやれば良いかも知りたいです。

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