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子をたたいてしまい退職を決意 心の安定を取り戻す

仕事

子をたたいてしまい退職を決意 心の安定を取り戻す

父の死もきっかけに、大手企業からフリーランスへ 経済的な安定を諦め、家族と向き合う時間を優先

 子どもが生まれるまでは、仕事に目いっぱい没頭できた。産休・育休中は、育児に専念することができた。それが……いざ仕事復帰をすると、仕事と育児の両方が日々降り掛かってくる。時間は同じ、一日24時間。どちらも大事、どちらも最優先。そんなとき、皆さんは何を選び、何を諦めているのでしょうか。

 バリバリでもゆるゆるでもない働き方のワーママに、リアルな体験、心の内を語ってもらいます。

【今回のワーママ】K・Tさん
年齢:35歳
業種(職種):広告(企画職)→独立してフリーに
住まい:東京都世田谷区
子どもの年齢:3歳
●仕事と育児をしていくために、私が選んだもの、諦めたもの
選んだもの…家族と向き合う時間
諦めたもの…経済的な安定

深夜残業が当たり前の管理職時代。妊娠発覚でマタハラを受ける

 出産前は、広告会社の営業部門で20人のメンバーをマネジメントしていました。年齢層が若く、メンバーの悩みの相談を終電ギリギリの時間まで受けるような日々。土日もクレーム対応などをしなければならず、旅行中に電話対応したことも。当時婚約中だった夫は、そんな姿をすごく嫌がっていました。

 結婚する年、実母が56歳で難病を発病。健康でいられる期間は短いと実感し、早く子どもが欲しいと思うようになりました。夫からも、私は1つのことに集中しすぎるタイプだから、子どもができたほうが(バランスが取れて)いいのでは、と言われていました。そんな矢先、タイミングよくハネムーンで子どもを授かりました。

 男性上司に妊娠を報告したら、「妊娠を(他の女性に)うつすなよ」と言われたのです。その後もつわりがひどくて休むことがあると、「使い物にならない」「手を抜いているだろ」と言われたことも。確かに体調不良でやりきれていない部分もありましたが、今考えるとマタハラですよね。悔しかったので、産休直前まで出張や深夜残業をこなしました。そんな中、メンバーは、「会議中に具合悪くなっても大丈夫ですよ」「絶対に最後まで無事に産んでほしい」と言ってくれたのがうれしかったです。

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