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子どもとエアコン 上手な付き合い方とは?

子育て・教育

子どもとエアコン 上手な付き合い方とは?

子どもが“冷房病”にならないための医師のアドバイス。他のママが実践しているエアコンの使い方の工夫

 もうすぐ8月が終わりますが、まだまだ残暑が厳しい毎日が続きます。日本の蒸し暑い夏、熱中症対策を考えても、エアコンを上手に使うことが大切ですね。厚生労働省の「熱中症予防のために」というリーフレットでも、『子どもは体温の調節能力がまだ十分に発達していないので、気を配る必要があります』『暑さを感じなくても 室温や外気温を測定し、扇風機やエアコンを使って温度調整するよう心がけましょう』との注意があります。
 とはいえ、いわゆる冷房病といわれるような、夏場の「だるさ、頭痛、冷え」も気になるもの。今回は、子どものいる家庭でのエアコンとのつき合い方について、伊奈病院小児科の早川依里子医師にお話を伺います。記事の後半では、『知ろう小児医療 守ろう子ども達の会』の会員であるワーママ達のエアコンの使い方の工夫をご紹介します。

 以下より、早川依里子医師のお話をお届けします。

体の機能が未熟な子どもは大人より冷房の影響を受けやすい

 頭痛、腹痛、食欲低下、下痢などの“冷房病”の症状は、基本的に子どもも大人も同様です。成長途中で、様々な体の機能が未熟な子どものほうが、冷房による影響をより受けやすく注意が必要です。

 子どもの場合は不調をなかなか言葉で表現するのが難しいので、「何となくダルそう、元気がないかな?」と大人が気付いてあげることが大切です。子どもの体調変化に気づいたときにはまず、「冷房設定は適切か、冷たいものばかり摂取していなかったか」など、1日の過ごし方で何か気になることはなかったか確認してください。

 エアコンの設定温度は、外気温から−5℃以内、27~28℃がいいといわれています。ただ湿度や空気の循環状態も重要ですので、子どもや大人が「肌寒い」と感じたり、逆にジワジワと汗をかいたりするようなら、設定温度を変えたり、扇風機なども併用したりするのがよいでしょう。 

 ただ冷房病に見られる症状は他の病気でも生じかねません。夏場の腹痛やだるさがイコール冷房病というわけではありません。経過を見ていただき、良くならないようなら受診をおすすめします。

規則正しい生活を心がけることが子どもの冷房病予防には大切

 夏場でもシャワーだけで済ませず、湯船で体を温めることは大切です。シャワーは体を洗う方法であり、温める方法ではないと思ってください。「ぬるめのお湯にゆっくり漬かって体を芯まで温め血行を良くする」という入浴法は、昔から伝わる知恵として子ども達に継承したいものです。

 冷房病にならないために何より大切なのは、毎日の過ごし方です。「早寝早起き」「栄養バランスの取れた3食」「適度な運動」が冷房病になりにくい体を作ってくれます。

 次ページでは、ワーママ達のエアコン活用術をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

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