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小島慶子 共稼ぎ夫婦の「夜の生活」、ここだけの話

趣味

小島慶子 共稼ぎ夫婦の「夜の生活」、ここだけの話

夫婦の年収バランスから、私たちが本当に自由になるために

 ああ、そんな風に私に言ってくれるようになったのかと嬉しかった。しんどいときに、ちゃんと気づいてあげられなくてごめんね、と謝った。私、辛いのは自分ばっかりだと思ってしまっていた。大黒柱も辛いけど、仕事を辞めたあなたも不安だったよね。なのに、妻に自分の不安を打ち消してもらおうとしなかったんだね。私にその余裕がないと知っていたから。不甲斐なかった。自分が不甲斐なくて、悔しかった。

相手の美点を日々発見する以外に近道はない

 もしも私が男性だったら、きっとあののろけ話の彼女の夫のように、自分の年収とパートナーの年収を比べて、揺れ動いてしまうだろう。だから、男ってバカみたいね、なんて笑うことはできない。自由になることは、本当に難しい。

 労働時間が短くなって、家事や育児や趣味などの夫婦で共有する時間が増えれば、きっと仕事や年収以外の視点で相手をリスペクトする機会も増えるだろう。そうすれば、男性の年収がそのままベッドに持ち込まれるようなこともなくなるのかもしれない。そんな簡単な話ではないだろうが、それでも「男らしさ」「女らしさ」の根深い縛りから私たちが自由になるためには、地道に日々の暮らしの中で、相手の美点を発見する以外に近道はない気がするのだ。

 あ、ちなみにのろけの彼女の夫、長い家事と育児の経験を生かして女性の顧客のニーズをばっちり掴み、年収アップにつながったらしい。なんだかうまいオチがついたようだが、まだまだこれからも、夫婦の坂はまさかの坂の連続なんだろうなあ、彼女も私も!

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小島 慶子

小島 慶子

放送局に15年間勤務の後、現在はタレント、エッセイストとして活動中。中3と小6の息子がいる。新著『るるらいらい 日豪往復出稼ぎ日記』(講談社)ほか、小説『ホライズン』、『これからの家族の話をしよう~私の場合』(海竜社)、『不自由な男たち』(田中俊之氏との共著・祥伝社新書)、林真理子さんと女の欲望について語り尽くした爆笑対談本『女の七つの大罪』(KADOKAWA)、『その「グローバル教育」で大丈夫?』(ヤマザキマリさんとの共著、朝日新聞出版)、小説『わたしの神様』(幻冬舎)、『大黒柱マザー』(双葉社)、『解縛(げばく) ~しんどい親から自由になる』(新潮社)など。現在は家族の拠点をオーストラリアに移し、自身は仕事で日豪往復の日々。
オスカープロモーションTwitter @account_kkojimaaccount_kkojima
公式ブログ:http://ameblo.jp/keiko-kojima-official/

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