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通学路、親子で会話しながら危険シミュレーションを

子育て・教育

通学路、親子で会話しながら危険シミュレーションを

『子どもの防犯マニュアル』著者の舟生岳夫さんインタビュー(1)子どもは「大人が想像しない行動」をとる天才

持ち物に書く名前の場所やマスコットに注意!

 子どもが不審者に気を許してしまう理由の一つに「自分の名前を知っているから」が挙げられます。「○○ちゃん! 小さいころによく遊んだおじさんだよ。覚えていない?」と声をかけられると、「自分の名前を呼んだから、知っている人かも」と油断してしまうのです。しかし、子どもの名前を知るきっかけはいくらでもあります。自転車や傘、カバン、靴、帽子など、人の目につく場所に名前や住所といった個人情報を書いていませんか?

 入学や入園のタイミングでは「持ち物に名前を書いてください」と指導されるので、そうせざるを得ない部分もあるでしょう。ポイントは、名前や住所を書く“位置”です。持ち物に名前を書く目的は、自分の持ち物であることが分かることなのですから、目立たない位置に書いてもOKなのです。例えば、傘であれば、人の目につく柄の部分ではなく、傘の裏側の部分にするなどして、できるだけ不特定多数の人に個人情報を拡散しないように意識しましょう。

 また、子どもが大好きなキャラクターのマスコットにも要注意です。肌身離さず一緒にいたいからと、よく持ち歩くカバンなどにぶら下げている子をよく見かけますが、犯罪を企てる者にとっては“いいきっかけ”にしか見えません。

 「そのキャラクター、おばさんも大好きなのよ。うちにたくさん持っているの。遊びに来ない?」と、誘い込むネタになってしまいます。

 予防策としては、キャラクターなど子どもの「好きなもの」や「興味」が分かりやすいモノを、外から見えるところに目立つように付けないこと。もう一つは、親が普段から子どもの「好きなもの」「興味」について関心をもって一緒に遊んだり、話し相手になってあげることです。子どもにとっては、自分の「好きなもの」「興味」について関心をもってくれる大人が身近にいれば、わざわざ知らない人の家まで行こうとはしないでしょう。子どもの心を満たしてあげることも、防犯につながるのです。そのためには、常にアップデートされる子ども周りの情報にアンテナを張り、情報収集をしなければならないわけですが……。子どもの安全のためには親も勉強!というわけです。 

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小学生の防犯マニュアル

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