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ひょっとして手をかけ過ぎ?「ひとりっ子」の育て方

子育て・教育

ひょっとして手をかけ過ぎ?「ひとりっ子」の育て方

ひとりっ子ならではの「長所」を伸ばしつつ、親は過干渉にならないよう配慮

「過干渉」が子どもの不安や萎縮を招く

 また、親子の距離感が一番難しく、思っている以上に親からのプレッシャーを受けているのもひとりっ子です。

 お友達のおうちに遊びに行くとき、お泊まりさせてもらうときなど、ことあるごとに「お友達みんなと仲良くしなさいよ」「こういうときにはこうするのよ」など、先回りしてあれこれ言ってしまうことはないでしょうか?

 親がよかれと思っていても、口うるさく言われ続けていると、子どもはどんどん窮屈になっていきます。お子さん自身の不安も助長されるので、パパやママが必要以上に不安を言葉にしないように心がけましょう。

 きょうだいがいなくて「さみしいのかな」「かわいそうかな」と心配するパパ・ママもいるでしょう。でも、お子さん自身は生まれたときからその環境にいますからそうは思っていません。パパやママがそう口にすることで、本人も「自分はかわいそうなのかな」と思うようになりますから、気を付けたいところです。

「習い事」は詰め込み過ぎず、本人の好きなものに絞って

 きょうだいがいる場合に比べると、時間的にも金銭的にも余裕がありますから、「あれをやらせたい」「これをやらせたい」と習い事を詰め込み過ぎて、週7日毎日お稽古、なんてことになりがちなのもひとりっ子ならではですね。

 幼児期には、ピアノや英語など「静」のお稽古、体操や水泳など「動」のお稽古のそれぞれ1つずつ程度が限界です。それよりも自分の好きなことを自由にやれる時間を十二分に取ることで自分自身を知り、「こうやったら人は喜ぶかな」と考えたりすることが、その子らしさを育むためには大切です。お稽古に忙し過ぎる日々の中では、そうやって自分を深めていくことが難しくなってしまいます。

 これを念頭に置いたうえで、ひとりっ子や上の子が「本当にやりたい!」と言ったことには、耳を傾けてほしいなと思います。手をかけられ過ぎて、自分でちゃんとやろうという気持ちが育まれにくい環境の中から出てくる意思のある言葉は、気まぐれではありません。親子でよく話し合い、可能ならばぜひやらせてあげてほしいですね。

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