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夏休みに学ぶ 自立につながる「こども手帳術」

こども手帳術講師の星野けいこさん/「やるべきこと」や「準備するモノ」を自分でチェックできて、「やりたいこと」「欲しいモノ」も記録できる

 夏休み本番! 働くママ&パパにとって心配のタネとなるのが、「夏休み中の宿題や習い事、ちゃんとやれるだろうか?」という問題ではないでしょうか。毎日付きっきりでいられない共働きの親にとっては、子どもが「自分で考えて動ける力」を身につけられることが理想。そのためのツールとして、「子どものための手帳を作るのが近道」と薦めるのは、あな吉手帳術ディレクターの星野けいこさん。「子育てのイライラがスッキリ解消して、子どもがぐんぐん成長する」と話題の講座の主宰者です。“こども手帳術”の効果と実践法を教えていただきました。

「目の前のことに夢中」な子どもにこそ手帳は効果テキメン

 「早くしなさい!」「あれ、やった?」「昨日も同じこと言ったじゃない!」

 毎朝、繰り返される日常風景。親はイライラ、子どもは不機嫌。ストレスフルな生活に悩んでいたのが数年前の私でした。うちの子はどうしてできないんだろう? 何度言っても身につかない。私の言い方が悪いのかな……。

 そうやって自分を責めて「いいお母さんにならなければ」と焦ってパンク寸前の日常をなんとか打開したい! という思いから考案したのが「こども手帳術」です。その名の通り、子ども自身に手帳を持たせて自分の生活を「見える化」するワザです。

 長女が幼稚園に通っているころ、私はなんでも先回りして娘の支度を手伝うことを親の役目と思っていました。ですがあるとき、幼稚園から帰宅した娘から「お母さんがお箸セットを入れてくれなかったから、お弁当を食べるときに困った」とクレームを受けたときにハッとしました。「このままだと、この子は自分ができなかったことを人のせいにする大人に育っちゃうかもしれない」と。「ちゃんと自立して行動できる大人に育ってほしい」という思いから生まれたツールなのです。

 「子どもに手帳なんて、早くありませんか?」と思われるかもしれませんが、いわゆる大人が使っている「スケジュール管理」だけを目的としたものではありません。「やるべきこと」や「準備するモノ」をいつでもチェックできて、「やりたいこと」「欲しいモノ」といった記録もできる。子どもが安心して行動できるための情報やワクワクが詰まったオリジナルノートを作ると考えてください。

 詳しい作り方は追って説明しますが、「手帳」を活用することで、子ども自身ができるようになることはこんなにあります!

連載バックナンバー

星野けいこ 子どもが変わる「こども手帳術」

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