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母子でカナダ 長男と2人きり旅はきっと最初で最後

(下)体調トラブル発生するも収穫あり。旅先で子どもの本質を発見

長男が謎の腹痛……原因は?

 旅行2日目。元気に起きてきた長男とリサーチしていたパンケーキ屋で朝食を取りましたが、いつもと比べてあまり食が進みません。「おいしくなかった?」「おなか痛いの?」と聞いても首を横に振るばかり。食欲がないこと以外は変わった様子はなかったのですが、バスに乗ってもすぐに私にもたれかかったり、ふと振り返ると道端に座り込んでいたりと、ちっとも楽しそうではないのが気になりました。

 昼食時もジュースを一口飲んだら「もういらない……」。おなかを壊しているのかと聞いても、「違う」と答えるだけ。いよいよ本格的におかしい。そこで、質問を変えて、「おなかじゃなくて、もっと上のほうとか、体のどこか気持ち悪いところはある?」と尋ねたところ、胃のあたりをさすりながら、「ここがなんだかおかしい」と答える長男。胃痛の症状が説明できなかったのだと、ようやく気づきました。

 時差ボケや緊張、ホームシックなどの原因も考えられましたが、思い当たるのは、冷たい飲み物の取り過ぎ。「旅行中だから」と機内で出されるジュースを制限しなかったのですが、普段は氷の入った飲み物はあまり飲ませていません。振り返ってみると、旅が始まってから冷たい物を飲み続け、機内食は冷たいサンドイッチ、朝ごはんにもジュース。温かい飲み物や食べ物をほとんど口にしていませんでした。

 すぐにスマホで温かいスープが食べられる店を調べ、長男を連れて行きました。普段と違う環境と食事。そして、自分でも症状をうまく表現できないという問題もあったにせよ、母が一人という状況に子どもなりに気を使ったのではないかと、おいしそうにスープを食べる長男を見ながら思いました。

 携帯カイロでおなかを温めたのも効いたようです。暑い国に行く場合も、冷房で冷えたときなどに使えそう。携帯カイロや冷却シートなど、かさばらず、現地ではなかなか手に入れにくいものは持参しておくと役立つかもしれません。


スープを食べた店から見えた景色。母は遠くの山々を、息子は手前の貨物列車やコンテナを眺めて、しばしのんびり


「もう少し、海を見ていたいんだよね……」と言って動かなかったのは、胃痛が原因だったのか? 親に気を使った説と、(なぜか)怒られると思った説、仮説は色々ありましたが、本人に聞いても今ひとつはっきりしませんでした

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