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片岡護シェフに聞くおいしい「ま・ごはん」の作り方

子育て・教育

片岡護シェフに聞くおいしい「ま・ごはん」の作り方

5カ月の赤ちゃんから100歳まで、家族みんなで食べられる離乳食

 4歳と7歳を子育て中のデュアラーママでアナウンサー、子育て中の家族の心に寄り添うメディア&プロジェクト「ホリプロ保育園」えんちょーを務める安田美香さん。「ホリプロ保育園」で取材した人やニュースをあれこれ深掘りしていくインタビューをお届けしています。今回のゲストは、本格イタリア料理店「リストランテ アルポルト」の片岡護シェフです。

 「ホリプロ保育園」えんちょー安田美香です! 「ホリプロ保育園」とは、本当の保育園ではありません。子育て家族の心に寄り添うメディアであり、プロジェクトです。SNSで子育て情報を発信したり、リアルなイベントを開催したりしています。

 今回のゲストは、イタリア料理界の巨匠・片岡護シェフ。2014年に初孫が生まれ、かわいいお孫さんのために離乳食を作り続けてきたそうです。そのレシピをまとめた、離乳食・幼児食のレシピ本『ま・ごはん』(木楽舎)を、2017年8月に出版。ホリプロ保育園では、片岡シェフに離乳食の作り方を教えていただきました!

>>動画【はじめての離乳食・介護食】一流シェフの五感を育むオリジナルレシピ

丁寧に作った離乳食は、大人が食べてもおいしい!

 「離乳食」と聞くと、私は正直、つらかった思い出しかありません。料理が得意でない私は、「本の通りに作らなきゃ!」と思い詰めていました。仕事に復帰することも意識し、「とにかく簡単に」ということばかり考えていました。そこには「離乳食はどう作っても、あまりおいしくはならないだろう」という、私の勝手な思い込みもあったと思います。

 でも片岡シェフと離乳食作りをしてみて、衝撃を受けました。それは、「離乳食って、おいしい!」ということ。「ま・ごはん」には、お孫さんのために作った64のレシピが載っていますが、中でも感動したのが「ミネストローネ」です。

片岡シェフ(以下、敬称略) ミネストローネは、野菜のスープ。“イタリア版味噌汁”のようなものです。日本で味噌汁の味はそれぞれの家によって違うように、イタリアでもミネストローネは住んでいる地域やご家庭の、それぞれの味があるんです。これ1品でもOKの“完全食”なんですよ。

 材料は、にんじん、じゃがいも、たまねぎ、セロリ、ズッキーニ、トマトなど。これらの野菜を、8mm角目安に小さく切ります。今回はこの他に、ポアロ(洋ネギ)、キャベツ、カブの葉なども使いました。旬の野菜を取り入れたり、各家庭でアレンジしたりしてもよいそうです。

 鍋に呼び水を入れて、野菜をすべて投入。調味料は一切使いません。おいしくなるポイントは「長時間煮込む」こと。弱火で3時間、適宜水を足しながらコトコト煮込みます。

 最初は「3時間も煮込まなくちゃいけないの?」と思ったのですが、食べ比べてみると、その味には歴然とした違いが! 3時間煮込むと、明らかに味が変わります。野菜の味がグンと濃くなって、とっても甘くなるんです

安田 ミネストローネって、こんなにおいしい食べ物だったんですね。調味料を使っていないなんて、とても信じられないです。

片岡 3時間煮込むと、うまみが増すでしょう? 時間がない方は、1時間でも構いません。今は共働きの家庭が増えていて、料理にあまり時間をかけられない方も多いですから。でもやっぱり、手間をかけた分だけ料理っておいしくなるし、赤ちゃんの味覚も発達するんです。

 ハンドブレンダーでピューレ状にすれば、生後6カ月から食べられます。8カ月からは、少量のオリーブオイルを使って野菜を炒め、脂肪分の少ない「鶏胸ひき肉」や「ささみ」を細かく切って炒めたものを加えてもOK。乳製品を食べられるようになったら、少量のパルメザンチーズを加えてもおいしくなるとのこと。

 大人は、パルメザンチーズや塩コショウ、オリーブオイルを加えれば、まるでミラノの名店で食べるような贅沢なミネストローネになります。こちらは、大人向けのミネストローネ。ぐっとオシャレになりましたね。

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