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「子どもは頻繁に病気をするもの」の認識を広めよう

子育て・教育

「子どもは頻繁に病気をするもの」の認識を広めよう

子どもの熱で頻繁に仕事を休む期間はほんの数年間。職場と社会が支え合う仕組み作りを

 こんにちは、阿真京子です。働くママ・パパが、子どもを保育園に預け始めて最初にぶつかる壁は、“子どもが想像以上に病気をする”ということではないでしょうか。
 今回は、入園後の最大の壁「小さな子どもは頻繁に病気をする」という認識を社会に広めることの大切さについて、お伝えしたいと思います。

月の休園日数、0歳児は2.52回、3歳児は0.94回

 大人なら、病気で会社を休むことがあったとしても、年に一度か二度ぐらいのこと。ところが子どもの場合は、月に何度も病気で保育園を休むことが珍しくありません。


(富山市内調べ)

 上記の表を見ると、0歳ではひと月当たり平均2.52回休んでいます。もちろん、個人差はありますが、子どもの看病のために、月に2回も仕事を休まないといけないという状況は、社会人にとってはなかなかハードですね。

 ところが、3歳になると、月平均休園日数が0.94回になり、1カ月に休む日数が1日を割る子がほとんどを占めるようになります

 また、1歳のときには月に2~4日以上休園していた子が、5歳のときではめったに休まなくなるというデータもあります。

 つまり、頻繁に子どもが病気をし、休まなければいけない時期というのは、生まれてから数年の間だけのことなのです。

 ところが、子どもの病気で休むことになったとき、職場で「また…?」という反応をされたり、嫌みを言われたりといったことが続くと、子どもが熱を出しても、無理に朝だけ何とか熱を下げて保育園に行かせるなど、子どもに無理をさせることにつながります。保育園の友達に病気を広めてしまう可能性もありますし、悪化して入院する事態になることも珍しい話ではありません。

 社会に求められるのは、「生まれてから数年の間の子どもは頻繁に病気をする、頻繁に病気をする時期はそれほど長くは続かない場合が多い」という認識を広く皆が持つこと、そして、職場に求められるのは、この何年間をみんなで支え合っていこうとする仕組みです。

 みんな、そうやって大きくなってきたのです。たくさんの病気をして、免疫をつけて、大きくなってきたのです。

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