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日経DUAL

“ワーク・ライフ・シームレス”親業も仕事も自然体

山口照美/区長も家に帰れば2人の子(小5と6歳)のママ。親業と仕事がシームレスにつながる日々を綴る

日経DUAL創刊時から、連載「ママ世代公募校長奮闘記」を執筆してきた大阪市立敷津小学校・元校長の山口照美さん。2016年4月からは公教育に関わる職務に就き、DUALでも「山口照美 20年後の未来を生きる力を育てよう!」で熱い言葉を届けてくれました。そして、2018年1月からは、大阪市生野区の区長として、子育て世代だからこその「まちづくり」を考えます。

* 本連載の最後のページには、《区長に質問!コーナー》があります。行政に対する素朴な疑問に山口さんが答えます。ぜひご覧ください。

ワーママ区長の素顔「夜も土日も仕事があるので、家での食事がぐっと減った」

 今年の1~2月、新年会は、15回あった。

 大阪市生野区に関わる人たちが会する新年交礼会からスタートし、保護司会、青少年指導員連絡協議会・青少年福祉委員連絡協議会、民生児童委員協議会、遺族会など各種団体や地域の新年会に招かれ、挨拶をし、時にはカラオケも歌う。会の終わりに河内音頭が始まれば、ヒールのままで踊る。とにかく、区長の仕事は「挨拶」が圧倒的に多い。会の主催者を間違えたり、お礼を言い忘れる相手がいたりしてはいけないと、毎回緊張する。どうせ挨拶をするなら、区の課題やメッセージを伝える場にしたいと取り組んでいる。また、講演や研修依頼も基本的には喜んで受ける。「課題を話題に」をモットーにしているので、子どもの貧困問題や区が抱える課題を認識してもらえるいい機会になる。

生野区で初めて「こどもの居場所情報交換会」を開催し、こども食堂や学習支援、障がいのある親子のサポートに関わる団体が熱い議論を交わしました

 夜も土日も仕事があるので、区長になってからは家で食事をする機会がぐっと減った。

 共働きの夫のがんばりに頼っている。よく「子育てと両立すごいですね!」と言われるが、両立なんかしていない。できることをお互いにできるだけやる、無理しない。少し早めに帰れれば、一緒にお風呂に入って、絵本を読み聞かせて寝かしつける。台所仕事には、夫なりのルーティンがあるようで、口を挟まないようにしている。たまに早く帰れる日は、私が子どもたちのリクエストを聞いて作る。週末料理はホットプレートでお好み焼きをしたり、鍋物をしたりと作りながら食べるものが多い。仕事スキルと家事スキルは似ていて、短時間で洗濯機を回して干し、掃除機をかけ、料理をすることは十分できる。面倒臭いのは衣替えの時期だけで、毎日くるくるとそれなりに日常を回している。

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山口照美 ワーママ区長が行く!まちづくり最前線

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