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MB クールビズは「できるだけスーツ寄り」が原則

MBの「パパコーディネート塾」7月編。夏場のビジネスシーンで多用するクールビズ。街着と違って「正解」がある

 メンズファッションをロジカルに解説してくれる、ファッションバイヤー・ブロガーのMBさんに、パパのコーディネート術を聞く本連載。

 独身のころは頑張ってオシャレもしたけれど、結婚して子どもが生まれ、仕事や育児に忙しいDUALパパの皆さん。服をのんびり見に行く暇なんて、ほとんどないかもしれません。それでも、月に一度だけでいいんです。予算を決めて、服を買いに行きませんか?

 買う服の選び方やコーディネートの考え方について、日経DUAL編集部が塾生となり、MBさんに講義してもらいます。妻や子どもたちから「パパ、カッコいい!」と言われるような、オシャレパパを一緒に目指しましょう。今回は7月のコーディネートのノウハウを教えてもらいます。

 MBさんの「メンズファッションの原則」については、こちらから

MBの「パパコーディネート塾」3つのルール
●毎月一度は、服を見に行く日をつくる
●お小遣いの中に“洋服予算”を設定する(5000円~)
●予算は“使い切る”。少なくとも1着は服を買う

本来はオススメできないクールビズ

日経DUAL編集部(以下、――) MBさんの「パパコーディネート塾」、今回は7月編です。この時期はぜひ、共働きのDUALパパにとっても関心の高い、クールビズの着こなしをご指南いただきたいです。

MBさん(以下、敬称略) うーん。僕は、実はクールビズってあまりよくないことだと思っているんです。

―― いきなり否定的ですね(苦笑)。というのは?

MB 過去の連載でもお話ししましたが、街で着るために作られた洋服というのは一枚も存在しません。Tシャツやスニーカーはトレーニング用に作られたものだし、ミリタリーウエアも軍隊のために作られたもの。マウンテンパーカーは登山のために作られた洋服です。これらを街で着こなす際は、バランスを考える必要があります。例えば全身ミリタリーだと、軍人になってしまいますよね。そこで、全体的なバランスを考えながら色々な服を組み合わせる。これが「街着」です。

 そしてスーツですが、これはミリタリー服や登山服のように、本来はドレス、ビジネス用途の服として完成された着こなしです。なので、純度100%でまとめてあげるのが一番カッコよく見えるわけです。街着はミックスなので正解は存在しませんが、スーツには明確な「正解」が存在します。スラックスをはいて、シャツを着て、ネクタイを締めて、ジャケットを羽織って、革靴を履けばそれでいい。シルエットをきれいに見せる着こなしにも正解があります。袖丈、ジャケットのラペルとシャツの襟のバランス、ネクタイの幅の合わせ方、サイズを自分の体に合わせてシワが出ないようにすること。つまり、スーツは「正解の塊」なのです。

 ところがクールビズは、「ジャケットを脱ぐ」「ネクタイを外す」と、わざわざ“正解を崩す”わけですから、そのぶんダサくなるのです。どうしてもだらしなく見えてしまいます。

―― なるほど。確かに「クールビズはカッコいい!」という感じではないかもしれません。

MB スタイリストやスーツの着こなし指南をしている人の多くは、「クールビズのせいで、日本のスーツスタイルがすごくダサくなってしまった」とよくボヤいています。本来あるべき正解があるのに、わざわざ引き算をするから、街着なのかスーツなのかよく分からない、おかしなことになってしまうのです。

 とはいえ「クールビズ反対運動」をするわけにもいかないので、クールビズをいかにきれいに見せるかを考える必要があります。結論から言うと、クールビズはできるだけスーツ本来の姿に近づけることが一番カッコよく見える、ということになります。

―― 3月編4月編で、セットアップを日常着として着こなす方法を教えていただきましたが、それとは違うのですか?

MB あれはセットアップを、休日などに街着としてカジュアルに着こなす方法でした。クールビズは、スーツと街着の中間だから街着に寄せることもできますが、それをやるとビジネス用途ではなくなってしまいます。ビジネスシーンで着用するからには、やはりスーツ寄りにするべきだと思います。

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お小遣いに“洋服予算”を MBの「パパコーディネート塾」

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