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「第11回キッズデザイン賞」受賞作品リポート 第1弾

【キッズデザイン賞 特集】(1) 小児科医がネット経由で子育てをサポート&気軽にお出かけを楽しめる髪の毛付きインナーキャップウィッグ

お気に入りの帽子と組み合わせておしゃれが楽しめる

 フルウィッグの場合、不自然にならないよう位置を調整しながら装着する必要があるが、肌優はフリーサイズで子どもでも着脱が簡単。頭皮に当たるインナーネット部分にオーガニックコットンを使用しているため、敏感肌でも安心して使うことができる。また、より自然な風合いに見えるよう、髪の毛には人毛と人工毛を半分ずつミックス。着けたときの快適さから周りから見たときの自然さまで、多感な年ごろの女の子への配慮が行き届いている。

 「フルウィッグの上に帽子を着用すると、特に夏場などはムレやすいことも負担になりますが、肌優はメッシュ生地なので一年中快適にお使いいただけます。病気になる前からお気に入りだった帽子などと組み合わせて自由におしゃれを楽しんでもらいたいと考えて、あえて帽子と一体化した商品にはしませんでした」と広報担当者。利用者からは「最初のウィッグとして抵抗なく着用できた」「毛量も自然で、帽子をかぶるとウィッグとは思えない」といった感想が届いているという。

「肌優」はショートとミディアムの2種類(写真はミディアムの着用イメージ)。通信販売と取り扱い病院経由での販売を行っている

15cmから髪の寄付ができる「つな髪」プロジェクト

 商品の特性と合わせて肌優が評価されたもう一つのポイントが、2016年6月から始まった同社のヘアドネーション活動、「つな髪」プロジェクトだ。一般的に髪の寄付をする際は31cm以上の長さが必要だが、肌優は15cm以上からの寄付で作製することが可能。寄付の機会を広げるとともに、より多くの子どもへウィッグを贈ることができるようになった。寄付への参加者は間もなく1万人に達する見込みで、これまでに18歳以下の100人の子どもに肌優が無償提供された。

 また、10月19日を「医療用ウィッグの日」として日本記念日協会に申請・登録。「同じ悩みを持つ人たちの交流の場をつくりたい」という思いから記念日に合わせてイベントを開催し、「つな髪」プロジェクトによるウィッグのプレゼントやヘアドネーションカットの実演、帽子作りのワークショップなどを行っている。

 

 「一番大切なのは、お客様にとって安心・安全・快適であること。また、単にウィッグを使ってもらうだけでなく、精神的負担を軽減する活動も大切にしていきたいです」(同社)

(取材・文/日経DUAL編集部 谷口絵美)

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