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「勉強は役に立つ」と分かれば子どもは自ら勉強する

子育て・教育

「勉強は役に立つ」と分かれば子どもは自ら勉強する

「平均」が分かったことで、ディズニーランドに行けた! 家庭でも授業に関する会話を引き出そう

 学級崩壊、低学年の暴力、不登校、小1プロブレムなど、小学校には様々な問題があります。そうした問題に直面した場合、親はどうしたらいいのでしょうか。28年間小学校教員として勤務し、学級崩壊や小1プロブレムなどの現場に詳しい白梅学園大学子ども学部子ども学科教授の増田修治さんに聞きます。3回目のテーマは「『勉強は楽しい』をどう教えるか」です。


授業が楽しければクラスは荒れない

 前回の記事で、増田さんは「先生の授業が分からない」という理由が一因となって、学級崩壊するケースもある、と指摘しました。

 「授業の構成というのは、本当に難しいものです。たとえ部分的に面白くても、全体として何が導き出せるのか、という全体構成力がないとダメ。そうじゃないと本当の意味で授業は面白くはなりません」と増田さん。なにより、子どもたち自身が勉強を「面白い」と感じるためには、勉強が自分の役に立っているという実感を子どもたちに持たせることが必要だと増田さんは言います。「文科省の調査でも、日本の子どもたちが、勉強は役に立つものである、という実感が低いことが課題とされています。『勉強は自分の役に立つ』と分かれば、子どもは勉強を『好き』と感じられると思います」。
 
 具体例を教えてもらいました。「例えば、『平均』という概念を教えるとします。5つの数字の平均を出そうと思ったら、5つをすべて足して、5で割る、ですよね。ただ、平均を学ぶ本当の目的は『平均を出すこと』ではないはずです。平均を出せれば、将来の予測が立てられる。そこが大事です。だから私は、『平均のリポート』を児童に書かせました」

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