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「虫を触れる子」は偉い? 「触れない子」はダメ?

虫が苦手な親、虫が得意な親の「あるある」/できれば先入観をとかしてあげる方向へ/虫が死んでしまったら?

真っさらな状態であれば、色々な感情が生まれるかも

 子どもが真っさらな状態であれば、虫に対して、色々な感情が生まれる可能性があります。かまれたり、刺されたりした経験があれば、びっくりして「怖い」となるかもしれません。一方で、どこが怖いのかが分かれば、それを解消することで興味を持てることもあります。

 例えば、暖かくなると、カマキリも出てきます。カマキリを「怖い」という子がいました。話を聞くと、「シャーッとやるのが怖い」と言いました。「こうしたらどう?」とカマを押さえてあげると、途端に顔を近づけて観察することができるようになり「面白いね」と言えるようになりました。1回目の記事でお話しした「ヤダ」と同じで、「怖い」を分解してみると、そう感じる理由が分かります。そこを解決してあげるだけでも、色々な自然を楽しめるきっかけになるかもしれません。

「虫捕り」は思っている以上に体も動かす

 「虫捕り」は、よい遊びだと思います。自然体験という意味でもそうですが、探しながらたくさん歩くことになりますし、飛んでいる虫は割と早く動くから走ることもあります。高いところに手を伸ばしたり、低い場所を探るためにかがんだり、思っている以上に体も動かします。

 チョウ、カマキリ、バッタ、テントウムシなど、都会でも意外と色々な虫がいるものです。都会でもハードルが低いのはセミでしょうか。結構な都心部でも鳴いていますよね。鳴いているので見つけやすく、目立ちます。

 虫捕り網と虫籠があれば、すぐに取り掛かれます。飛んでいる虫を捕るための虫捕り網は、丸い形のものです。虫籠は、新たに購入するのであれば、できれば、上が空気が入るように網目になっていて、下が透明のプラスチックケースになっているものがおすすめです。水も入れられるから、バケツ代わりに使えますし、水生生物を捕るのにも使えます。いずれにしても100円均一ショップなどで売っているような安いもので十分です。転んだり、うっかり落としたりして、壊してしまうこともあります。安ければ、そのときの親のイライラは減らせるでしょう。

虫を全方位から観察してみよう

 虫を捕ったら、改めて観察すると、より興味は深まると思います。蓋にキリで空気穴を開けたジャムの空き瓶や、プチトマトの空きパックなどを持参して虫を入れて、色々な角度から見てみましょう。特におすすめは、足のある生き物。普段見えない足の動きなど、新しい発見がいっぱいあると思います。自分で虫を触れないという子でも瓶やパックなら自分で持てることが多いと思いますので、間近で見ることで何か新たな興味が出てくるかもしれません。

プチトマトの空きパックなどに虫を入れて、色々な角度から見てみよう(撮影:長谷部雅一)
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都会の公園でネイチャーパパになる 長谷部雅一

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