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土屋礼央 妻の機嫌がいいことが僕の幸せ

【新連載スタート!】「夫婦」という国には2票しかないから、徹底して話し合う。いつも結論は妻寄りだけど、それでよし

息子が生まれた当初は、「俺だって大変だ」と思っていた

 息子が生まれたばかりのころは、「俺の妻を取るんじゃねえ」くらいに、息子にやいてました。それまでは妻と一対一の関係だったのが、僕への愛情が明らかに息子に移っていくんですからね。もちろん僕にだって注がれるし、僕も息子に注ぎますけど、「こんなにも俺への愛情がなくなるのか…」っていう感じでした。

 女の人は自分で産んでいますから、母になる変化を実感できますけど、男は自分の子どもとはいえ見守るだけだから、変化を自覚するところから始めないといけない。そこのスピード差はかなりあって、彼女が当然だと思っていることを受け入れるまでに結構時間がかかりました。

 最初はどちらかというと、「俺だって大変だぞ」っていう心境でした。育児にも積極的に参加しているつもりでしたし、「俺らだって頑張ってるよな、夜にミルクあげて、お風呂も入れて」みたいなことを男たちは言い合うわけです。あくまで男の言い分ですよ。でもそんなもの女性からすれば「いとをかし」です。「をかし」の意味が違いますね(笑)。フルケアの私と、ちょっとやるアンタと一緒にしてくれるな、です

 そういうことを妻は最初から言ってくれる人だったので、妻と夫の温度差を他の人よりは比較的早く知れたと思います。子どもが生まれたら今まで通りにはいかないこと。単純にやるべきことが倍になるのだから、それをどうカバーしあうかということ。言われたことで、少しずつ理解していきました。

 子どもが生まれる前から、「これから家族としてずっとやっていくのだから、家族の問題をないがしろにしたままにするのはやめよう」ということは二人で話し合いました。夫婦というのは2票しかない「国」なので、可決するには歩み寄るか、どちらかの意見に乗っからないと前に進まない。だから、何かあれば徹底して話し合う。結婚してからはそういう癖がついています。

「妻の僕への愛情が息子に移ったことが、最初はショックでした」
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土屋礼央の 家庭の平和は俺に任せろ!

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