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便利家電と家事代行で、1日は「25時間」になる

多忙なデュアラーがお金と時間のバランスをコントロールする手段として、「投資価値」は大。普及率の低さの原因は、使う側の意識が追い付いていないことだけ

 家事代行サービスやロボット掃除機などの便利家電は、共働き家庭の強い味方です。ここ数年でぐっと身近になった感がありますが、それでも実際に利用している人は少数派にとどまっています。 そこで、DUALでおなじみのファイナンシャル・プランナー、中嶋よしふみさんが、「時間とお金」の観点からこれらのサービスやモノの「投資効果」について考えます。

 ファイナンシャル・プランナーとして共働き夫婦の相談に乗っていて感じることは、とにかく皆さん忙しい!という点です。何を今さらと言われそうですが、お金の観点から忙しいことについてアドバイスできることはありません。

 ただ、お金の使い方で時間をつくることは可能です。それが便利家電や家事代行などのサービスです。これらが便利であることは説明するまでもありませんが、現状で利用者はごくわずかです。

家事代行に年間40万円払ってみた

 家事代行の利用率はたったの1%、利用経験のある人を含めてもわずか3%です(平成26年度 女性の活躍推進のための家事支援サービスに関する調査 野村総合研究所調べ)。自分は4年ほど前から家事代行を利用しています。最初は週に1回、現在は週2回のペース。1カ月で3万~4万円程度、年間で40万円ほどのコストです。それなりの負担ですが十二分に元は取っています。お願いしている掃除は以下の通りです。

●洗濯
●食器洗い
●キッチン、コンロ回り、トイレ、お風呂の掃除
●テレビや棚などのホコリ取り
●カーテン、ソファ、ベッドに消臭スプレーをかける
●床の水拭き
●空気清浄器の手入れ
●冷蔵庫や窓ガラス拭き etc.……

 毎回やるものや週1回、月1回のものも含めてこの内容なので、毎月大掃除をしているようなイメージです。

 その他、最近では見えない家事とか名もなき家事といわれるような細かい家事もすべてお願いしています。例えば消臭剤の入れ替えや洗剤・トイレットペーパーのストック管理など。何をお願いしているかアレコレと考え込んでしまいましたが、自分がやる家事は料理くらいなので、「料理以外はほぼ全部」になります。

 週2回お願いしている理由は「キレイ」を維持するためです。週1だと汚れた部屋を回復する、週2だと維持です。これは自分の場合なので、家族の人数やモノの量でも当然変わります。

 週に2回、2時間も集中して、仕事をするレベルで掃除をする……自分でやればかなりの負担です。家事代行を頼むことで負担軽減や時間の節約ができるのに加えて、生活の質も上がっています。

 「料金が高い」「見知らぬ人を家に入れたくない」と否定的な人もいると思いますが、これくらいのサービスに1カ月3万~4万円が高いかどうかの判断はお任せします。

 知らない人が家にいる抵抗感については人それぞれ、としか言えません。プライベートなことをズケズケ聞かれる、忙しくてお願いしているのにどうでもいい雑談をアレコレ振ってくる、といったトラブルを聞いたこともありますが、そういった場合は個人に直接お願いしているのでなければ交代してもらうことも可能です。幸い自分は相性の良い人に来てもらっているので、同じ人に3年以上お願いしています。

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