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子育て・教育

難関大の国費留学生が自宅でシッター&国際交流

【シェズモファミリー 今西由加】(上)子どもの見守り+英会話+習い事+国際交流のニーズを叶えたサービスは、共働き子育て経験から生まれた

 幼いうちから英語教材を取り入れたり、英会話スクールに通わせていたりしても、生きた英語がなかなか身に付かない……と課題を感じている人は少なくありません。2020年には全国の小学校で3年生から英語が必修化されますが、母国語が定着した小学生ともなると、積極的に英語を話すのに抵抗を感じることも。異文化に触れる機会をつくるために、インターナショナルスクールのサマープログラムや海外子連れ旅行を毎年のイベントとして組み込んでいるDUAL家庭もいるでしょう。

 異文化交流体験を“特別なイベント”としてではなく、より身近な日常に取り入れられたらという希望をかなえてくれるのが、「シェズモファミリー」のプログラム。世界各国から訪れ日本で学ぶ難関大学の国費留学生とベビーシッターや家庭教師として契約をし、定期的に自宅に来てもらうサービスです。

 ありそうでなかった画期的なサービスを昨年12月に立ち上げたキュリオジャパン代表の今西由加さん。11歳の男の子を育てるDUALママでもあります。今回は、自身の子育て経験から着想したサービスの原点や起業ストーリー、共働き家庭にうれしいサービスの概要について紹介します。

今西由加さん
キュリオジャパン株式会社代表取締役。
上智大学外国語学部卒業後、大手レコード会社で海外アーティストのマーケティング・PRを担当、その後複数の外資系企業でマーケティング事業に携わる。2006年にキュリオジャパンを起業。留学生のシッター・家庭教師サービスの「シェズモファミリー」の他、親子留学あっせんサービス「シェズモスクール」、通信教育サービス「シェズモワールド」プログラムを実施する。男の子(小5)の母。

息子に国内で異文化交流を 始まりは留学生のホームステイ受け入れ経験から

 東大、慶應、早稲田など有名大学の国費留学生が自宅を訪れ、シッターや家庭教師をしてくれる「シェズモファミリー」の派遣サービス。共働き家庭が子どもの居場所や過ごし方に悩む夕方から夜の時間帯の世話を優秀な海外の学生に任せることができるうえに、世代が比較的近い各国の学生と触れ合うことで、広い世界を体感し異文化交流ができます。さらに、英語学習はもちろん、プログラミングやアートなど個性あふれる特技を生かした習い事的な関わりもできるという、幾重にもうれしいメリットが。このサービスの原点が生まれた背景を、キュリオジャパン代表の今西由加さんは次のように語ります。

 「わが家では以前から日本に来る留学生のホームステイ先として、たくさんの留学生に滞在してもらっていました。今から思えば、これがシェズモファミリーのサービスの原点。もともとは息子に、保育園時代から習っていた英会話にもう少し興味を持ってもらいたい、日常の生活の中で生きたツールとして英語を使ってもらえるチャンスを作れたらという思いがあって、彼が小学1年生になったときから、留学生の受け入れを始めました」

 留学生や外国人旅行者の滞在先として、ホームステイ先になるには、一部屋を提供する、朝夕の食事をボランティアで作るなど、色々な条件があります。当時フルタイムで働いていた今西さんでしたが、息子のためにとマッチングサイトを通じて、ホームステイ先に登録を始めました。1週間から長くて1カ月程度のホームステイで滞在する相手の条件として、こだわった二つの条件があったそうです。

 「一つはできるだけ子どもと年の近い留学生に来てもらうこと。やはり子どもは10代、20代前半など、自分と年が近い人に興味を持ちます。それはいろんな年齢層の方に来ていただく中で肌で感じました。また、学生はフットワークが軽く、様々なことに興味を持って子どもに接してくれます。週末に旅行へ一緒に出かけたりして、親子ともにとても楽しい時間を過ごすことができました」

 「もう一つのこだわりは、英語のネーティブ・スピーカーにこだわらないこと。様々な国の人や文化に触れたほうが、息子の人生がより豊かになるのではないか、と思ったのです。実際に息子はどんな国の人とも抵抗なく仲良くなれ、政治情勢を含め、世界中のことについて興味を持つようにもなりました。この二つの体験が、今のサービスにも直結しています」

世界各国から訪れる優秀な国費留学生がシッター&家庭教師に。一緒に遊んでくれたり、料理やプログラミング、スイミング、ウクレレ、英語などを教えてくれたりする

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